Twitter、Retweetボタンを少数限定公開
Twitterが少数のユーザーを対象に、retweetボタンの試行を開始したことを、ブログで報告した。このretweetボタンについては、8月から予告されていた。下にretweet機能のスクリーンショットを貼っておいた。
われわれはまだ実装された状態のものは見ていないので、retweetボタンを使えるラッキーな読者は、是非スクリーンショットを送ってほしい。前にも書いたように、Twitterは公開前にAPIを大幅に変更している。以前Twitterは、サードパーティー開発者に対して、あるツイートが既に誰かのユーザーのストリーム中に存在しているかどうかを確認して、新しいretweetのしくみに従って折り畳み表示するかどうかを判断するよう求めていた。現在は、Twitterがそうした重複ツイートを調べるしくみをAPIに組み込んでいる。これによって、最初のツイートだけが表示され、リツイートは自動的にその下に入ることが約束される。
過去の記事によると、この機能で集約できるリツイートの数は100件だけで、それが上限とのこと。
ブログ記事の本文は以下の通り。
つい先ほど、一部の少数ユーザーにリツイート機能を公開し、実際にどう使われるかのテストを開始しました。retweetボタンは、特に関心を持ったツイートを、簡単に全フォロワーに転送するためのしくみです。そうやって、面白くてニュース性のある、あるいは単に笑えるだけの情報を、すばやくネットワーク全体に広げて、その情報を欲しがっている人、知る必要のある人たちに効率よく届けることができます。
しばらく前に、当社がこの機構をデベロッパーのみなさんにお知らせして、Twitterアプリでどう使うかを考えていただいたことを覚えているかと思います。ついにTwitter上で使い始める準備ができました。まず、少数のユーザーの方々に使っていただいて様子を見る予定です。うまくいけば、段階的に公開を進めていき最終的には全ユーザーが使えるようにいたします。
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(翻訳:Nob Takahashi)