Google、クラウド・ストレージ料金を大幅値下げ―20GBが年$5、 16TBでも$4,096

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179057322_c9c4d9c3a8残念ながら伝説のGoogle Driveの登場ではない。しかしかなり近いものではある。ただし有料だ。それと、いちおう写真とメールだけが対象ということになっている。

今夜(米国時間11/11)、Googleは従来から提供していたオンライン・ストレージ・サービスの料金を大幅値下げしたうえで、多数の料金プランを追加したことを発表した。現在Gamilでは7GB、Picasaでは約1GB のストレージが無料で提供されている。これが両サービスとも、年わずか$5の料金で20GBに容量をアップできる。従来は年$20で10GBの追加容量が提供されていた。

しかし驚きなのは、Googleが最大16TBまでの容量を提供するとしていることだ。そう、テラバイトだ! Googleによれば、この容量は最高精細度の写真を800万枚保管できるという。一般ユーザーの場合、写真の容量は500GBを超えることはめったにないだろう。16TBとはたいへんなボリュームだ。

もちろん、それなりに料金はかかる。16TBだと年に$4096だ。しかし何にせよ16TBもの写真が必要なプロジェクトをやっているユーザーはそのくらいの金額は払えるに違いない。以下、8TBが$2048、4TBが$1024など多数の段階で料金が設定されている。

ただ、Googleの従来の料金から比べれば大幅な値下げではあるものの、ローカルに外付ドライブを増設した方がやはり単価は安くなりそうだ。するとGoogleサービスのメリットは? Googleではバックアップを含めて、現在ユーザーに保証しているレベルのセキュリティーを追加ストレージに対しても保証するとしている。そこらに何十台ものハードディスクを並べておく煩わしさもない。データはすべてクラウドにあるのだから、インターネットに接続できるかぎりどんな場所からでもアクセス可能だ。

ただし注意点がある。Googleは新たなストレージ・サービスを公式にはGmailとPicasaのデータ保管用としてしか認めていない。つまり完全なオンライン・ストレージ/バックアップ・サービスではない(それが永らく噂されながらいっこうに登場しないGoogle Driveだが)。もちろん、G Drive代わりに使えるようにするサードパーティーのユーティリティーが出てくることは確実だ。しかしGoogleはクラウド・ドライブとしての利用を公式には認めていないことには変わりがない。

新たな料金体系ではGoogleストレージは1TBで年$256、400GBで年$100だ。これがもしAppleだったら、iTunesの音楽や映画をすべてバックアップしてどこからでもアクセスできるようにするサービスになっていたかもしれない。とにかく、私はそんなサービスが欲しいんだが。

[photo: flickr/vsz]

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01