Intel、罪滅ぼしに12.5億ドルを支払う―AMDへの和解金は売上の12日分

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今日(米国時間11/12)、Intelはライバルのチップ・メーカー、AMDに$1.25B(12億5千万ドル)を支払うことで、10年以上続いてきた不当競争行為に関する訴訟を和解に持ち込むことに成功した。AMDがインテルを不当競争行為の廉で訴えたことは司法省による反トラスト法捜査開始の引き金を引いた。CPU市場で80%のシェアを押さえているIntelとしては、このまま訴訟が続いて政府に対して数十億ドルに上る罰金を支払った上に、「独占企業」というレッテルを貼られるような事態を避けたかったということだろう。

Intelは決して自社の不当競争行為を認めてはいないが、和解金の巨額さは、ほとんど自白に近い印象を与える。IntelはAMDの主張には何ら根拠がないとしている。正気の会社なら当然そう主張するだろうが、それにしても単に訴訟の煩わしさを逃れるというだけのために12億5千万ドルは払うまい。当然、AMDのバランスシートに好影響を与えるだろう。もっとも12億5千万ドルというのは、巨額ではあるものの、Intelにとっては年間のキャッシュと短期投資的的支出129億ドルの10%に過ぎない。

ちなみに、昨年第4四半期のIntelの売上は380億ドルだったから、単純に計算して1日当たり1億400万ドルとなる。この割合でいくと、12億5千万ドルはわずか12日分に過ぎない。この程度ならIntelにとっては十分に許容できる額にちがいない。

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01