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増殖するリアルタイムメッセージサービス。情報バスの運転席を占めるのは誰?!

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2009年初頭、例の秘密文書にて明らかになった戦略会議が行われた。「我々は新たなインターネットを創造しつつあるんだろうか」と、Twitterのエグゼクティブの発言があった。この質問の背景にあるのは、Twitterが「世界に新たな形態のコミュニケーションを広めつつある」ということだった。パブリックなマイクロメッセージサービスの担い手は今やTwitter、FacebookMySpaceGoogleBingYahooAIM等、多数にのぼっている。サービスはウェブの諸相に入り込み、とくにリアルタイム検索の分野ではなくてはならないものとなってきている。

もちろんステータス通知(一種のマイクロメッセージだ)はTwitter以前にも存在していた。しかし利用者が増大するにつれ、この種のサービスはますますエキサイティングなものとなりつつある。また、メッセージは公開の場でやり取りされるようになり、検索エンジンの検索対象ともなった。但し、Twitterなどのサービス運営者が「新たなインターネット」と表現したのは、140文字でウェブを代替してしまおうということではない。そうではなくウェブ界でもリアルタイムストリームがより重要なものとなり、そこから種々の方向性が生まれてくるということだった。

マイクロメッセージ自体が提供するコンテンツだけでなく、マイクロメッセージが提供する効率的コミュニケーション手段によって、リアルタイムストリームが「新たなインターネット」となるのだ。そもそもインターネットもコミュニケーション手段として生まれてきたものだった。このインターネット上にてリアルタイム分野での主導権を握るためTwitter、Facebook、Google、その他の企業が鎬を削っている。多くの企業がマイクロメッセージの運搬を担うバスの運転手としての地位を獲得しようとしているのだ。

コンピュータ用語でメッセージバスと言えば、あるコンピュータから別のコンピュータにメッセージを送るためのものだ。リアルタイムストリームというのは、人々の間で即時に情報を伝達するためのマイクロメッセージバスと言うことができる。このマイクロメッセージバスは、通常リンクの形でデータを運搬する。つまり情報リンクその他が広まっていく際の乗り物として機能するわけだ。Twitterやステータスアップデート、Yammer、ないしWaveの重要性は、それらが伝える内容のみならず、情報リンクと結びついているところにある。

このマイクロメッセージバスには多様な情報が搭乗することになる。位置情報データ、写真、動画などはよく見られる搭乗者たちだ。これら数多くの搭乗者が乗るバスの運転席に座ることは非常に重要なことであり、ハンドルを握るために多くのドライバー候補者たちが喧噪を繰り広げているというわけだ。

来週にはRealtime Crunchup(チケットはまだ入手可能だ)が行われる。そこで、この新しいコミュニケーションレイヤーがどのように成長していくのか、また運転席に座るのが誰になるのかといったことを検討していく。ぜひとも多くの方のご参加を賜りたい。

Photo credit: Flickr/Jan Krutisch.

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(翻訳:Maeda, H)