Facebook、iLikeを逆襲。スパム防止ポリシーにより、コンサートのお知らせは中止

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FacebookはとうとうiLikeと友だちの縁を切ったのか。どうやらそうらしい。Facebookは、iLikeがプロフィール中にユーザーの音楽データ(好きな曲やアーティスト)を表示することと、Facebookの通知機能でコンサートのお知らせを送ることを禁止した。お知らせの禁止は、最近のFacebookのアプリスパム対策の一環とみられる。具体的にどんな音楽データがプロフィールから外されるのか明らかではないが、iLikeが集めたユーザーの音楽の好みやおすすめすべてのデータが対象になる可能性もある。

iLikeは、月間1200万アクティブユーザーを持つFacebook最大の音楽アプリだが、宿敵MySpaceにiLikeが買収されて以来、両社の関係は冷めていた。iLike/MySpace Musicの検索結果を表示するという、最近のGoogle Musicとの契約追い打ちをかけた

今日午前、FacebookでiLikeをインストールしている何人かが、次のような通知を受けた。

近く予定されている改訂のため、Facebook上の音楽データはプロフィールページに表示されません。また、コンサートのお知らせも送られなくなります。この機会に音楽データを保存することをおすすめします。

これらの制限を回避するために、iLikeはユーザーのメールアドレスを聞いて、コンサートのお知らせを、Facbeook外から送ろうとしている(このお知らせは、非常に魅力的なアフィリエイト収入源である)。しかし、この手のお知らせをメールで送ることは、理想的ではない。受信箱にアプリスパムが来ることを観迎する人はいないだろう。

現在Facebook内でこのアプリは「メンテナンスのため少々お待ちください」となっている。iLike、MySpace、Facebookの各社に状況を確認しているところなので、返事があり次第この記事のアップデートに掲載するつもりだ。数週間前、FacebookのEthan Beardがこう予告していた、「プロフィールに変更を加えます。私たちはそこを、ユーザーが自分のアイデンティティーを正確に表現するためのすばらしい場所であるべきだと考えています」。恐らくこれが関係しているのだろう。

アップデート:この通知は、プロフィールへの音楽データの追加と、パーソナライズされたコンサートのお知らせというiLikeの2大機能を排除する、Facebookのデベロッパー計画改訂に呼応したものだ。このためiLikeはユーザーに対して(Facebookのコントロールの及ばない)メールによるお知らせと新しいプロフィールタブに切り換えるよう促している。Facebookの方針変更は、特にiLikeを標的にしたものではない。

Facebook広報担当者がはっきりこう説明した。「当社としてiLikeに対して、記事のタイトルで言われているような特別のことはしていません。またお知らせサービスがなくなることもありません。現在のチャンネルから、ユーザーや開発者にとってより効果的と考えられるチャンネルに移るだけです。」

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)