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Plato’s Forms、ブロガーと企業の会話を取り持つサービスで、シード資金を獲得

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Plato-raphael-main_Fullブロガーとして記事を書く上で、時々大いに困るのが、企業から情報を聞き出すときだ。まず、自分のアドレス帳かウェブを探して、誰に連絡を取ればよいかを調べる必要がある。しかし、すぐに返事が来るとは限らない。そして、もらった返事に見当外れなことが書かれていたり、欲しい情報が足りなかったりすることもある。こうした事が積重なって、新しいスタートアップPlato’s Forms誕生のきっかけとなった。

念のために言っておくが、コミュニケーションの問題は、逆方向でも起きる。会社としても、記事が公開される前にジャーナリストともっと良い議論の場があればいいと思うこともあるだろう。Plato’s Formsがそのコミュニケーションのパイプを提供する。その発想は、どんな話題についても双方共に意志を伝えやすいしくみを作って、読者に正確な情報を伝えられるようにしようというものだ。

そしてこのコミュニケーションは、(企業が望まない限り)広報会社のフィルターを通すものではなく、直接的な対話を目指している。あらゆる雑音を取り除き、ただ伝えようとしているシグナルだけを、タイムリーに得ることが狙いだ。

Plato’s Formsは、サービスを利用する企業から定期利用料を徴収し、ジャーナリストにとっては無料だ。またこのサービスは、大企業だけに向けられたものではなく、スタートアップもこの種のツールを使うことを想定している。

サービスの提供開始は来春ということで、共同ファウンダーのDarryl SiryBen Metcalfeの2人は、デモを見せてはくれなかった。しかし、このコミュニケーション方法は、単なるメールやIMのツールではないとは言っていた。サービスの基盤となるのはコミュニケーションプラットホームなので、他のさまざまなアプリケーションと連携して動くものと思われる。

社名は、哲学者Plato(プラトン)のTheory of Forms(イデア論)から来ているとSiryが話してくれた。基本的に、人間は物事の本質を理解することはできず、解釈することしかできない、という考えだ。そして、異なる人は異なる解釈をする。(企業としての)Plato’s Formsは、これらをもっと同期させたいと考えている。

Plato’s Formsは、シード資金ラウンドで$54万5000を調達したところだ(ただし最大$75万まで受けられる契約になっている)。同ラウンドをリードしたのは、エンジェル投資家グループ(Siryもその一人)とZelkova VCだ。

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(翻訳:Nob Takahashi)