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位置情報サービスのためのAWSを目指すSimpleGeo、スケーリング対応位置情報サービスの実現に向けて準備中

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11月19日のUnder the Radarには、Diggの元チーフアーキテクトだったJoe StumpおよびSocial Thingの創立者であるMatt Galliganが登場してSimpleGeoの発表を行っていた。このSimpleGeoは位置情報サービスのための新たなインフラストラクチャを指向するものだ。TechCrunchではここ数ヶ月にわたって同社の動向には注目しており、簡単な紹介記事も掲載している。Under the Raderでは、創立者が初めて公の場で事業について語ったわけだ。

SimpleGeoは位置情報サービス版のAmazon Web Serviceと言えるものだ。自らのサービスに位置情報サービス(location based services:LBS)を組み込みたいという場合、簡単なAPIを利用することでLBS関連の作業をSimpleGeoに任せることができる。同社は当初ゲームの提供を行っていく予定だったが、4ヵ月を費やして位置情報プラットフォームを構築すると、StumpとGalliganはこれこそがチャンスであることに気が付いた。間もなく位置情報機能は多くのアプリケーションにて備わっているのが当然という状況となる。位置情報機能を実装する際に、現状では開発者が一から機能を実装しなければならない。SimpleGeoはこの点に着目しているわけだ。

Galliganと先日話をしたところによれば、位置情報サービスにリアルタイム性を持たせるような場合に、SimpleGeoを使うメリットが非常に大きいのだということだ(Real-Time CrunchUpでも話をしてもらった)。Galliganによれば現状用いられているリアルタイムデータ処理のための技術では、LBSで必要とされる規模のリード/ライト処理速度に対応するためのスケーリングができないとのこと。つまり現行のLBSにおいてはリアルタイム性を排除することで構築されている(Foursquareが利用者を都市ごとに区分しているのはそうした理由によるものだとのことだ)。GalliganによればSimpleGeoではスケール可能なリアルタイム性を備えており、既存の問題を解決することができる。

SimpleGeoは今のところプライベートベータとなっている(ホームページに申込みフォームが用意されている)。一般公開は来年初頭を考えているらしい。まずはSimpleGeoのサービスを無料で使ってみることができるようになっている。APIの利用頻度が上がってくれば有料版に移行することとなる(APIの利用頻度に応じた課金体系となっている)。

詳細については以下のスライドも参照してみて欲しい。





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(翻訳:Maeda, H)