三大検索エンジンYahoo, Bing, Googleの2009年上位クェリを比べると…それぞれのユーザのタイプが分かるね

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Bing、Yahoo、Googleの三者が2009年の検索トレンドをそれぞれ発表した。本誌はここ数日、それらを個別に追ってきたが、この総括記事では三者を並置して比較してみたい。Bingの結果は合衆国のみ、Yahooもそうなので、Googleも合衆国の結果をここでは取り上げて、三者をリンゴとオレンジとモモではなくリンゴとリンゴとリンゴで比べてみよう。

ただし、厳密に統計学的に正しい方法で分析したわけでなく、記事には個人の印象みたいなものも入っているから、まあ軽い読み物として受け取ってほしい。ポルノなどのNSFW(not safe for work, 職場ではヤバイ)ものは含めてないし、また各社の結果発表からは、常時慢性的に多いキーワード(money, sex, beatles, 等々)は事前に省かれている。各社のやり方もこの記事で紹介するが、いずれにしても、どれもきわめて漠然としているなぁ、が結論だ。

とはいえ、はっきりと言えることもいくつかある。まず、当然のごとく、故Michael JacksonとTwitterがほとんどトップの二席に座る(JacksonはBingとYahooでは1位、GoogleではTwitterに次いで2位だ)。

どうもYahooは、技術方面に疎い一般大衆に好まれているようだ。年齢層もほかの二つより若いね。TwilightやBritney Spearsなどポップカルチャー関連のクェリが多く、技術関連はRuneScapeとTwitterの2つだけだ。しかもYahooの上位検索語はここ数年一定していて、WWE、Britney Spears、Naruto、American Idol、RuneScapeは昨年も上位だった。2007年もこれらのキーワードが上位に多い

Bingは時事問題関連が多いが、中でもとくに“今話題のセレブ”というタイプのクェリが目立つ。上位10のうち4人のセレブが、2009年に亡くなった人だ。そして、”Swine Flu”(豚インフルエンザ)、”Stock Market”(株式市場)、”Cash for Clunkers”(燃費の悪い古い車の買い換え補助)、そして誘拐事件の犠牲者”Jaycee Dugard” は、いずれも時事ネタであり、中には今も話題性が続いているのもある。

Googleの結果は、Hulu、Facebook、Twitter、Hi5などWebテク系が多い。亡くなったセレブが3人いる(Jackson、Natasha Richardson、Farrah Fawcett)。今年ブレークしたアーチストやエンタテイメントが3つ上位にいるのも、Googleの特徴だ(Glee、Lady Gaga、ホラー映画Paranormal Activity)。

Googleのトレンドの詳細は、同社の時代精神(Zeitgeist)サイトで見れる。同社の結果の作り方は:

2009年のトレンドは、今年Googleの検索に入力された何十億ものクェリを調べてまとめました。また検索の結果のほかに、Google Trendsと社内のデータツールも利用しました。スパムや機械的に繰り返されるクェリは取り除き、結果が“今の時代精神”を赤裸々に反映するよう努めました。”

Yahooのトレンドの詳細はここで見れる。彼らのデータの集め方は:

Yahoo! Year in Reviewを作るために検索のクェリを、その絶対量と前年比伸び率でランク付けし、上位に浮いてくるテーマやトレンドを取り上げました。だれがどんな検索クェリを行ったかという個人情報はデータ化していないので、結果的にあくまでも匿名のデータが分析の元になっています。

Bingはこれ以上詳しいトレンドデータを公表していないが、その集め方に関する説明はバケツの中の生きたウナギやドジョウのように、実にとらえどころのないシロモノだ:

“どうやって検索の上位を決めたかと申しますと、何十億もの検索クェリを分析して、Bingで行われた検索に基づくリストを作成しました。”

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))