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FacebookがOAuth WRAPをFriendFeedに試験的に実装–オープン規格の導入がどんどん進む

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Facebookが数か月前にFriendFeedを買収したときは、このサービスが今後どうなるのか誰にも分からなかった。買収の目的は主にFriendFeedの人材だと言われていたので、サービスそのものは衰退するのかと思われた。たしかに、ある意味では衰退した。しかし今日(米国時間12/21)明らかになったように、それでもなお、Facebookのお役には立てるようだ。新しい技術を試験する場として。

FacebookのDavid Recordonが今日Developer Blogに書いているところによると、Facebookの開発チームはOAuth WRAPのプロトタイプバージョンをFriendFeedの上に実装した。FriendFeedの協同ファウンダで今はFacebookのDirector of Product Management for PlatformであるBret Taylorも、それについて長い記事を自分のブログに書いている。その要点は、Facebookはデベロッパコミュニティに試用してもらってフィードバックがほしいから、FriendFeedに実装することに決めた、ということだ。

OAuth WRAPは、いろんな点で今後とても重要になりそうだ。それはOAuthの後継規格だが、その制定にFacebook、Microsoft、Google、Yahooなどの大手が揃って手を貸した初めてのOAuthでもある。それはまた、OAuthをデベロッパにとって大幅に単純化することが目的だった。Taylorは技術用語を駆使して次のように書いている:

OAuthとOAuth WRAPの主な違いは、WRAPではトークンの交換や署名のスキームといった面倒なものが要らないことだ。その代わりに、サーバ間のWRAP呼び出しはすべてSSLで行われる。“アクセストークン”が、クライアントがユーザのために行うAPI呼び出しを許可するが、それは秘密の共有や署名のスキームによってではなくSSLによって保護される。

Recordonによると、Facebook ConnectとそのAPIはOAuthを使っていないが、来年はOAuth WRAPを使う。聞くところによると、それはたぶん来年の前半だそうだ。今回のFriendFeedへの実装によって、デベロッパにその進捗を知ってもらうとともに、実装工程と、それを使うAPIの利用がいずれもきわめて容易であることを見せたいのだ。

FriendFeedのチームとRecordonが今ではFacebookで一緒に仕事をしている。ということは、同社はよりオープンなWebの実現に向けて正しい数歩を踏み出したのだ。買収の直後にFacebookは、FriendFeedのリアルタイム技術Tornadoをオープンソースにした。それに今は、Open Graphという新しいプロジェクトにも取り組んでいる。このいろいろ騒がれている技術は、Web上のソーシャルグラフの姿を一変させてしまうものだ。そして今週Facebookは、Twitterへの配信に向けて、ステータスアップデートをオープンにすることまで、やってのけようとしている。

[画像: 20th Century Fox]

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))