お話の中でヒーローになれる! Story Something、ホリデーシーズンにあわせてサービスを公開
私には(まだ)子どもはいない。もし子どもがいて英語がネイティブだったなら絶対に利用しようと思っているサービスがある。それはTC50ファイナリストでもあるStory Somethingだ。ホリデーシーズンを狙い撃ちに、ついにサービスが一般公開された。
共同創立者兼CEOのJim Roseによれば、サービスはまだまだベータ段階ではある。しかしこのサービスがいったいどのようなものなのかは既に体験できるようになっている。
本サービスについての最初のレビューでも触れたように、Story Somethingでは子ども自身を主人公にしてヒーローにしてくれる。子どもにとっては自分が主人公である特別のお話になるわけだ。物語に登場するヒーローには子どもの名前が付けられ、ウェブ上で閲覧したり、両親の端末にメールで送ることもできる。
ベータ版の一般公開にあたっては55のストーリーが用意されている。ホームページ上でもいくつか内容が紹介されている。用意されているストーリーには2種類あって、ひとつはインタラクティブ性を持たない、短めのもの。もうひとつはやや長めで親ないし子ども自身でオプションを設定して、物語の筋を変更できるようになっている。
ホリデーシーズンにあわせて公開したことについてはRoseは次のように語っている。つまりこの季節、多くの家族が子ども連れで旅行することが多い。そのようなとき、Story Somethingのようなサービスがあればクルマや飛行機などの中で子どもも退屈しないで済むと考えたそうだ。またホリデーがテーマの物語も用意されている(物語の中でいくつか選択肢があり、自身の冒険を選ぶことができる)。子どものいる家庭にとって、とても面白いサービスだと思う。
Story Somethingではしばらくの間、作品の充実を心がけるとともに、両親や作家からのフィードバックを期待しているとのことだ。
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(翻訳:Maeda, H)