iPhone用ゲームのTap Tap Revenge 3、無料化でアプリケーション内販売の増加を狙う

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99セントで公開されていた人気のiPhoneゲームTapTap Revenge 3が、公開後3ヶ月弱で無料となった。開発元であるTapulousの狙いにより、数日前から価格が無料となっている。無料ゲームとなってから24時間で300,000ダウンロードを数え、サーバの負荷が高まり、ゲームに備えられているオンライン機能を一時制限せざるをえないほどだった。多くのダウンロードによりTapTap Revenge 3は、iTunesで二番目に人気の無料ゲームの地位を獲得した。

Tap Tap Revenge 3の無料化は、アプリケーション内販売の機能を活かそうとする判断によるものだ。Tap Tap Revenge 3とはGuitar-Hero風のゲームで、演奏用の楽曲がいくつか無料で同梱されている。しかしその楽曲に飽きたらない人は、ゲーム内から別の曲を購入することもできるのだ。有料アプリケーションとして公開中も約100万曲を売り上げたが、無料化すればより多くの楽曲を販売できると踏んでいるわけだ。Tap Tap Revengeシリースは全体で2000万件以上ダウンロードされており、Tapulousによればアクティブユーザの数は月間400万を数えるとのこと。

アプリケーション内販売という面では、他のジャンルに比べてゲーム分野のアプリケーションが好成績を収めている。但し現状では好成績を収めているほとんどのアプリケーションが有料で提供されている。しかし、やはりiPhone用ゲームを発表しているngmocoもアプリケーション内販売の機能を活用するために有料アプリケーションから、購入機能付きの無料アプリケーションへとの戦略転換を行いつつある。Tapulousが今後無料アプリケーションの方向に進んでいくのか、それとも別アプリケーションも有料でリリースして、販売が落ち着いた時点で無料化していくつもりなのかは不明だ。次作としてはRiddim Ribbonが予定されているが、これが有料になるのか、それとも無料でリリースされるのかは注目に値する。もし有料でリリースされるのであれば、リリース直前にTap Tap Revenge 3を無料化することはマーケットの注目を集めクロスプロモーションを展開するための手法ということになる。iPhoneアプリケーションが衆目を集める期間は比較的短く、それだけに新たなゲームを売り出すために旬を過ぎたゲームを無料化するという方法は、マーケティング戦略としても成立し得るものだろう。

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(翻訳:Maeda, H)