「Web自殺」幇助サービスWeb 2.0 Suicide Machineで過去を清算, 真新しい2010年を迎えよう

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すべてを公開しながら生きる生き方, それがふつうだと思おう

最近は、Web上で自分をやたら公開するのにも飽きたし、ソーシャルネットワークのプライバシー劇場も鼻につく、…かな? そんな方には、Web 2.0 Suicide Machineでネット上の自分の過去と現在を消すことをおすすめしよう(ただし消したデータの回復はできないからご注意を)。このサイトで、Facebook、MySpace、Twitter、LinkedInなどの認証情報を入力すると、メッセージとフレンドをすべて消して、ユーザ名とパスワードと写真を変えてしまうから、あなたは二度とアクセスできなくなる。

このサイトを運営しているModdrは、ロッテルダム(オランダ)のニューメディア研究所だ。サイトはPythonで書かれたスクリプトを使ってユーザのアカウントを消去する。このWeb 2.0 Suicide Machineはいわば、デジタル世界のジャック・ケヴォーキアンだ。たとえばFacebookでは、ユーザのフレンドとグループをすべて削除して、ユーザ本人を“Social Network Suiciders(SNSの自殺者)” グループに入れる。ユーザはそこで、ご臨終の言葉を述べることができる。Twitterではユーザのトウィートを全部消して、フォロワーとフォロウィング(==ユーザがフォローしている人たち)の両方をすべて削除する。どちらも、ユーザのアカウントは削除せず、休眠状態にする。

Web 2.0 Suicide Machineが使っているPythonのスクリプトは、サーバ上でブラウザを立ち上げ、Facebookなどにアクセスしてソーシャルネットワークからの切断処理を自動的に行う(このビデオはTwitterの場合の例)。ブラウザ上で行われるこの代理自殺行為…リモートのデスクトップセッション…を、ユーザはFlashのムービーで目撃することもできる。自分が過去に書いたメッセージが、一つ、また一つと消されていく様子を、泣きながら見ることができるのだ。ただし、他人のアカウントを自動化スクリプトで使うと、当人の承諾を得ていた場合でも、これらのソーシャルネットワークの便益約定(terms of service, ToS, 提供条件)に違反するだろう。

以下はFAQより:

自殺処理が始まったら、それを中断できますか?
No!

御社には、処理の中断ができますか?
No!

Web上で自殺したあとは、何をすればいいですか?
友だちと電話で話したり、公園を散歩したり、ワインを買ったりして、現実の生活を再び楽しみましょう。Web上で自殺した人の中には、生活が前より相当良くなったという方がかなりおられます。自殺したあとで空しさを感じても、ご心配無用です。それは正常な反応ですし、二三日でふつうの心理状態に戻ります。

コミカルに作られている下のビデオは、Web上の自殺を図って、“全然真剣なつきあいではない人たち”から切断することのメリットを説明している。オンラインのソーシャルな生活からプラグを抜いたら、これまでおそらく粗雑にしてきた現実生活の時間が増える。Web 2.0 Suicide Machineであなたは、彼らから“永遠におさらば”できる。本誌は、それをあなたにおすすめするわけではないが、でもこのビデオは楽しめると思うよ。

〔訳注(個人的告白): そう、“真剣なつきあいではない人たち”。FacebookとかTwitterとかには、昔も今も困惑あるのみ。積極的に使う気にはなれない。苦難を共にしてこそ、‘フレンド’じゃろが!。Web 2.0をゴミにして、そんな意味でのInternet 2.0を目指したいね。 〕

web 2.0 suicide machine promotion from moddr_ on Vimeo.

[原文へ]
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))