位置情報ツイートを活用して地震情報を充実化するサンフランシスコ

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Screen shot 2010-01-09 at 1.23.12 PM地震とTwitterは切り離せない関係になっているようだ。Twitterが、その真のパワー真髄を示したのも、世界のどこかで地震が発生し、被災地の人がリアルタイムでTwitterに情報を流したときだった。そのような流れの中、地震発生時に自動で発言を行うアカウントの登場はごく自然のできごとと言えるだろう。

David Shammaが、ベイエリアで地震が発生した際にUSGSのデータに基づいて自動で地震情報を報告する@sfusgsというアカウントを作成した。このアカウントはTwitterの位置情報APIも利用しており、位置情報をサポートするサードパーティーのクライアントを利用していれば、地震発生地を地図で確認することができる。それぞれの発言には発生時刻、震源の深さ、サンフランシスコからの距離が記載されており、USGSのデータにもリンクされている。

ご存知のようにサンフランシスコのベイエリアは地震の頻発地帯であり、このようなアカウントは有益だ。ちなみに最新のツイートはまさにこの記事を書いている朝のことだった。数日前のやや大きな地震の余震として発生したマグニチュード2.5弱の地震を検知してのものだった。Shammaの説明によれば、マグニチュード2.5以上の地震についてTwitter上に発言を流すようになっているとのことだ。

過去に同様の目的を持つアカウントもあった。たとえば@sfquakeなどがそうだ。しかしこのアカウントは2年以上休止状態となっている。またこの@sfquakeの方は位置情報ツイートには未対応だ。

また@sfusgsがUSGSからデータを読み取って自身のTwitterストリームに流す一方で、USGSの方もTwitterを利用してサービスの拡充を狙っている。昨日の発表によればTwitterのデータを活用して地震情報レポートを充実していく考えだとのことだ。リリース情報を以下に抜粋しておく。

USGSはソーシャルネットワークのTwitterより、リアルタイムで地震関連情報を収集し、地域、発生時刻、関連キーワードを位置情報と結合するシステムを開発します。これにより地震発生地域の実際の状況や、場合によっては写真なども迅速に提供することが可能となります。地震情報を収集する機器があまり設置されていない場所でも、そこに人々がいる限り詳細な地震情報をお伝えすることができるようになるわけです。

Twitterと地震の、ある意味における蜜月状態は続いていくものと思われる。

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(翻訳:Maeda, H)