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Pinboardの超簡素なブックマーキングサービスが順調に成長–今ではファウンダの生活を支えている

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昨年の7月に、本誌はPinboard取り上げた。何の飾りも無駄もない、単なるブックマーキングサービスだ。Yahooが2005年に買収したdeliciousは有名だが、機能満載で重すぎる。先週、Pinboardの作者Maciej Ceglowskiが、立ち上げ後半年間のサイトの成長について記事を書き、零細サイトの成長戦略について率直な考えを述べた。

最大のニュースは、Pinboardが今ではCeglowskiのフルタイムの仕事になったことだろう。彼はYahooのBrickhouse出身のデベロッパで、Pinboardをほんの片手間的に始めたが、有料のアーカイビングサービス(年間25ドル)を開始して以来、彼の生活を支えるぐらいの収入が得られるようになった。また、偶然にもdeliciousのファウンダの一人だった友人のPeter Gadjokovnにも手伝ってもらえた。

Ceglowskiはdeliciousを次のように批判している。deliciousは、Yahooに買収されてから、ユーザ無視のおかしなことをたくさんやっているのだ:

これまでの半年で、二つの大きなサプライズがあった。まず、超簡素な有料ブックマーキングサービスがdeliciousと互角に競合できると分かったこと。deliciousは大手Yahooの資源を好き放題使える無料のサービスで、Pinboardの5年先輩、しかも最近のレイオフまでは30人も社員がいた。まるでYahooのまずい経営が、それだけが、うちの市場を作ってくれたようなものだ。一連のひどい意思決定がdeliciousの首に綱を付け、地面に引き倒してしまった。deliciousの開発チームには敬愛する人たちがたくさんいるから、あの人たちのドジのおかげでPinboardがおいしいものを拾ったとは、思いたくないけどね。

Ceglowskiによれば、Pinboardのアクティブユーザ数は1200名に達し、200万近いブックマークが共有されている。モバイルバージョン、API、TwitterやInstapaperとの連係などなど、機能の増強も図ってきた。スペイン語を使いたいというたった5人のユーザのためのサイトも作ったそうだ。

Ceglowskiによれば、このサイト独特の有料登録制度 のおかげで、スパマーたちが入り込まなくなったそうだ。リンクの共有やブックマーキングサービスは、スパムに荒らされるサイトの筆頭だ。昨年夏の立ち上げ時から、Pinboardは新規ユーザから小額の登録料を徴収している。その金額はユーザが一人増えるたびに0.1セント高くなるので、今では5ドル79セントになっている。

Pinboardの技術的な面に関心のある方は、Ceglowskiが書いた詳しい技術情報を読んでいただきたい。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))