Appleタブレット、やはりiPhone OSか―最近アップデートがないのがその証拠?

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giant_iphone_640〔前半のみ翻訳。後半は原文を参照〕 

AppleがiPhone OSをv 3.1.2にアップデートしてから3ヶ月たつ。アップデートの間隔として前代未聞に長いというほどではないが、今後のアップデートの噂さえ一切聞こえてこないというのは少々不審だ。理由? 今日(米国時間1/13)発表されたブログ記事によると、これはAppleの例のタブレット・コンピュータに関する厳重な情報統制の一環かもしれないとのことだ

iPhone OSの新しいビルドは公開されない。どうしてかというと、あまりに多数のタブレット・コンピュータに関係あるコードやコメントが埋め込まれていて、Appleではそこから、おーっと、というリークが生じるのを恐れているんだ 」というのがBoy Genius Reportブログが信頼できるApple関係の情報源から聞いた話だという。 この記事にはその他、タブレットのマルチタッチ・ジェスチャーが「手に負えなくなっている」とか、CPUはARMだとか 、(そこから当然導かれる結論だが)OSはiPhoneカーネルだとか、結局タブレットはiPhoneの巨大版だとか書かれている。

タブレットが基本的にiPhoneであるという最後の点は、最近コンセンサスになりつつあるようだ。誰だったかNexus Oneについてローンチ前にiPhoneに美容サプリを飲ませたものと描写していた。ちなみに、私自身はその見解には賛成ではない。いずれにせよ、iPhoneを改善できるとすればそれはAppleをおいて他にあるはずがない。われわれはタブレットはiPod Touchの拡大版だろうと1年以上前に書いている。Appleは実際にはiPod touchではなくiPhoneの拡大版としてきたもようだが、本質的なところではわれわれの予測は正しかったのではないか。あるいはもしかすると、Boy Geniusの情報源はタブレットにはワイヤレス接続が内蔵されていると示唆しているのかもしれない(これも以前からくりかえし噂されていた)。

Boy Geniusの記事はわれわれが去年の5月から言っていることと矛盾しない。われわれは、タブレットはおそらくiPhone OSがベースであろう、CPUは強力なIntel系チップでもなくAtomでもなくARMであろう、と予測してきた。われわれはARMチップがFlashビデオを再生するパワーがあるかどうか多少懸念を抱いてきたが、AppleがタブレットをできるだけiPhoneに近くするつもりなのであれば、iPhone同様単にFlashを禁止してしまう可能性もある。しかし今回の最新情報によれば、タブレット用のARM CPUは信じられないほど速いという。これは去る7月にVentureBeatが入手した情報、つまりAppleはPA Semiから買収したチームにまさにタブレットのための高速チップを開発させている情報と一致する。

タブレットのOSに関しては、まだ謎だらけだ。現在のところフルバージョンのOS Xが採用されないことは確かといってよいようだ。タブレットには比較的ローパワーなチップで問題ないだろうし、そもそもタブレットは通常のコンピュータができることをすべてできるよう(まだ)要求されているわけではないのだから、OS Xの採用はいささか大げさでもあるだろう。一方でタブレットOSは単なるiPhone OSのアップグレード版ではあるまいと主張する向きもある。タブレットはずっと大きなスクリーンを備え、iPhoneにできないこともいろいろできるはずなのだから、この主張にも一理あるだろう。「iPhone OSをベースに強化されたOS」というのが穏当な推測だろうか? もしそうであるなら、このOSはiPhone、iPodタッチ自体でも走るはず。やっぱりiPhone OSの新バージョンにはタブレット版OSへのヒントがいろいろ隠されているに違いない。

〔以下未訳:原文へ〕

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01