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BigDealとの広告契約を終了します

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読者の多くは、本誌がBigDealの広告を掲載していたことをご存じだろう。ユーザーが料金を払ってディスカウント商品に入札するサービスだ。広告掲載のほかに、BigDealでは同社サービスの特別協同ブランド版として、techcrunch.bigdeal.comを作った。このページでは、本誌のロゴが使用されており(当社営業チーム承認済み)、われわれは同サイトの収益の一部を受け取っていた。

このたび本誌は同社との関係を終え、当サイトからBigDealの広告をすべて削除した。また、techcrunch.bigdeal.comの協同ブランド版サービスを閉鎖するよう、同社に依頼してある。

BigDealが提供するサービスは完全に合法であり、バックには、非常に著名なベンチャーキャピタリストも付いている。彼らと仕事をすることに、一見何の問題もないと思われた。

しかし、私に言わせればこのサービスは、良く言って誤解を招きやすく、悪く言えば詐欺一歩手前である。ユーザーは商品に入札するよう仕向けられ、「保証付きオークションの勝者は非常にお得で、店頭価格の65~90%で買えるのは当たり前」だという。しかし、このサービスの仕組みは恐ろしく複雑である。実際ここTechCrunchのスタッフ何名かが、同サービスのチュートリアルを30分ほど読んだ後でも、どう働くのか理解できなかった。オークションに勝って、実際に商品を購入するまで、このスキーム全体がいかに魅力のないものであるかを知ることはできない。

ユーザーが誤解しないと利用できないほど複雑なシステムであれば、恐らくそれほどお得ではないだろう。

ユーザーは入札するたびに$0.75支払う必要があり、落札するまでには通常かなりの回数入札しなければならない。昨日私が落としたオークションでは、落札までに12回入札する必要があった。私に対抗した入札者たちも同じく、$0.75/入札を払っており、この商品には少なくとも計25回の入札があった。これで$18.75がBigDealに収益となりコストはゼロだ。

オークションが終ると、入札毎に払った金はすべて消滅する。音もなく。これが「お得」のややこしい部分だ。落札者の私でさえ、落札価格に加えてその入札料金を払わなければならない。プラス送料。敗者には、その商品を通常価格+送料で購入するオプションが与えられ、負けた入札料金を支払いに宛てることができる。しかし、BigDealの小売価格は同じ商品のAmazon価格より約25%高いので、お得でも何でもない。

ややこしいって? そこがポイントだ。最終的に私はオークションの落札者として、Amazonで$25.70(新品)で買える商品に、$19.84を支払った。大した値引ではない。そして敗者は、希望すれば$41.99+送料を払うことになる。これはAmazon価格の63%増しである。

BigDealは同社サービスの裏側で大きな収入を得ている。さまざまな店でユーザーが入札に使った金額を使えるギフトカードをもらえるというものだ。しかし、そのギフトカードは、商品購入の25%にしか使えない。つまり、入札に$100使ったとして、それをギフトカードに変換するためには、さらに$300使わなければならない。これまた、あまりお得とは言えない。

BigDealは、Swoopoなどの類似サービスと非常によく似ており 、特別扱いする理由はどこにもない。このサービスを実態とは異なる仕組みであると誤解させるに違いない、あの恐ろしくわかりにくいチュートリアルを除いて、私自身このサービスで本当に困ったことはない。

しかし私は、理由もわからずお金を捨てさせるかもしれないサイトにTechCrunchユーザーを送り込みたいと思わない。そして、techcrunch.bigdeal.comで彼らと本誌のブランドが関係あると思われたくもない。このため、両社の関係に終止符を打つことにした。なお、これまでに同社から受け取った金額はすべて、慈善団体に寄付するつもりだ。

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(翻訳:Nob Takahashi)