Tweeter ClubはTwitterで掲示板を作るサービス
Twitterはウェブ上でリアルタイムで会話に参加するためのプラットフォームとしてたしかに素晴らしいものだ。しかしTwitterのタイムラインはあまりにも混雑してしまうことがある。ハッシュタグを利用しても、特定の相手の特定のテーマについての発言を順序よく追うのは難しい。最近ローンチしたTweeter Clubsは、ウェブ上に広く公開されるTwitterのつぶやきからリアルタイムのフォーラムを作ることによってこの問題を解決しようとするサービスだ。
Tweeter ClubへのログインはTwitterアカウントを通じて行う。TweetUpタブからつぶやきを投稿すると、Tweeter ClubとTwitterの双方に自動的に投稿される。TweeterClubにはメンバーからの投稿のみが掲載される(メンバーとはログインしたユーザーのこと)。現在このサービスはベータテスト中で、参加できるグループは“TweetheartClub一種類のみだ。ここでは有名な女性Twitterユーザー6人を取り上げて賛否両論を巻き起こしたVanity Fairの記事についての会話などが行われている。 Tweeter Clubs’のファウンダー、Jeff Whiteheadは誰でも独自のクラブを開設できるようにする計画だと述べている。
クラブのメンバーは、そのクラブの所定のハッシュタグを付加すれば、サードパーティーのTwitterクライアントからつぶやいてもTweeterClubに表示される。クラブをオープンしたユーザーは特定のメンバーを締め出したり、メッセージを削除したり、統計を閲覧したりすることができる。統計には、メンバー数や毎日のつぶやきの数などが含まれる。Whiteheadは近くAndroidアプリやサードパーティーのTwitterクライアントからTweeterClubの機能を利用できるようにするAPIを公開するとしている。
もちろん、ハッシュタグを利用するだけでもTwitter上での会話に加わることは可能だ。しかしいちいち特定のハッシュタグ検索しなければならないのが手間だ。TweeterClub以外にもウェブ上での会話を助けるサービスにはTweetGrid、TweetConvo、Bettweenなどがある。
〔日本版注:Bettween:指定した2ユーザー間の会話を一覧表示するサービス。1ユーザーで検索すると、そのユーザーの全つぶやきを検索表示する(大量の場合は時間がかかる)。日本語対応。TweetGrid:日本語検索未対応。TweetConvo:日本語メッセージが化ける。〕
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(翻訳:滑川海彦/namekawa01)