140 ProofがTwitter広告の新境地

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Twitterがいつ、そのマイクロブログプラットホームで広告のスイッチを入れるのか、誰もが注目している。今年中にTwitterが自前の広告を導入する予定であり、現在広告主らと協議中であることまではわかっているが、果たしとどんな形になるのかは不明だ。一方で、Ad.lyAssetizeSponsoredTweetsMagpieなど、いくつかのスタートアップがTwitter向けの広告モデルを手に出現し始めている。そして昨年11月、Robert Scobleがわれわれに見せてくれたSuper Tweetは、有望なTwitter用広告モデルだ。

そこへ、140 ProofというスタートアップがTwitterベースの広告ネットワークをひっさげて参入してきた。このネットワークはTwitterのサイトを完全にバイパスし、サードパーティー製Twitterクライアントが同ネットワーク上のスペース広告主に売ることができる。広告は、140 ProofのAPIを経由してサードパーティーTwitterクライアント上に表示され、測定もAPI経由で行う。表示されるのは、Twitterクライアント(モバイル、デスクトップ、ウェブ)内のユーザーのTwitterストリーム中で、そのツイートが広告であることが明示される。

140 Proofは、ターゲット広告を保証している。Twitterクライアントから140 Proofに対してユーザーIDのリスト(名前は入っていない)とTwitterのユーザープロフィールにある公開情報が渡され、広告主側は、つぶやき中のキーワードやフォロワー、デバイス、位置情報、プラットホームなどに基づいて対象ユーザーを指定して入札する。140 Proofのアルゴリズムが、Twitterユーザーの「ペルソナ」を、公開つぶやきや、フォロー先などに基づいて計算し、このデータを元に選んだユーザーに対して広告を配信する。つまり、私のつぶやきの中に「赤ワイン」という言葉が何度も出てくれば、140 Proofが私を、ワインメーカーの理想的ターゲットとして分類するわけだ。

従来型の広告ネットワークと同じく、広告主はクリック単価で支払い、リツイートや返信は、無料のオマケとなる。広告主はセルフサービス方式のインターフェースを通じて、自社の広告ツイートを作成し、特定のTwitterペルソナをターゲットに指定することができ、後に広告キャンペーンの効果をクリック数、リツイート数、@返信数などで測定する。140 Proofでは、既に多くの中小デベロッパーと契約を交わしており、最近大手Twitterクライアント開発会社とも獲得したが社名は明かさなかった。また、同ネットワークのプラットホームには40社以上の広告主がおり、日々、大小さまざまな企業を増やし続けている。

BlueRun VenturesおよびFounders Fundから資金を受けている140 Proofは、多くのTwitterクライアント開発者たちが広告によってアプリを収益化するのを手助けする可能性がある。Twitterにとって、収益化はややこしい問題だが、このネットワーは、広告主、開発者両方にとってストリームから実益を得る方法となるかもしれない。OneRiotが、同社のリアルタイムネットワーク、RiotWiseで似たことをやっており、プライベートベータで良好な結果を残している。またSeesmicが、Lookというブランド広告がらみのアプリケーションを密かに進めていて、明日発表されるらしい。

140 Proofでは、ここでサインアップしたTechCrunch読者先着50名に、Twitter広告$100分を無料提供している。

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(翻訳:Nob Takahashi)