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Gmail、過去のメールを読んで関連広告を表示へ

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Screen shot 2010-01-20 at 3.26.54 PM今日(米国時間1/20)Googleが、Gmailブログにちょっとおかしな記事を載せた。どうやらGmailの広告配信方法を変える決断を下したらしい。なぜかって? もっとユーザーに関連の深い広告を載せるためという名目。しかし、もちろん今よりお金の入る広告という意味であることは明らかだ。

Googleが挙げた例では、もしユーザーがかつて、シカゴのホテルから送られた予約確認のメールを読んだことがあると、シカゴ行きの飛行機の広告が載るというもので、その広告を誕生日を祝うメールを読んでいる時にも見ることになるかもしれない。つまり、誕生日のメッセージに関係のある広告に適当なものがないだろうから、という発想だ。恐らくそれは正しくない ― むしろ、クリック率(およびクリック単価)がずっと低く、Googleが儲からない広告しかない、だろう。

ほかにもGoogleは興味深いことを言っている。

こうした広告を表示するにあたって、システムが余分な情報を保存しておく必要はない。Gmailは、最近の他のメールの中から一致するものを見つけてくるだけでよい。プロセスは完全に自動化されている。広告の選択に人間は一切関わっておらず、メールや個人情報が広告主に公開されることもない。

GmailやAdSenseのコンテキスト連動広告の開始当初から、Googleが最適な広告を出すために、すべてのメールを読んでいることに対する懸念は多かった。Google従業員は読んでいないが、Googleのロボットは読んでおり、しかも今度は、本人さえ読まないような過去のメールまで読み始めるらしい。

しかし、過去の関係ないメールを読むことで、どこまでコンテキスト関連性の高い広告が表示されるのか、私にはよくわからない。いや、実はわかっている。このGoogleの公式によれば、「関連性」とは単に「当社が収入を上げる可能性の高い広告」という意味だからだ。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)