クパチーノ周辺でAppleタブレット50台が密かにテスト中―お気に入りはゲーム
Flurryは携帯アプリのマーケット分析を行っている会社だが、このほどクパチーノ周辺でAppleのタブレットとおぼしきデバイスが約50台活動中であることに気づいたと発表した。Flurryによると、デバイスの所在地は間違いなくAppleのクパチーノ・キャンパスであり、発表を控えてテストが行われているものと確信しているという。
今週の水曜、1月27日の午前(日本時間1/28早朝)のサンフランシスコでの公式発表を控えて、Appleがタブレット・デバイスのテストを行うのは当然だから、この話には真実味がある。さらにFlurryのデータ分析は従来からきわめて信頼度が高く、事実を確認しないまま不確かな情報を公表することはないものと考えてよい。
Flurryによると、ダウンロードされたアプリのトップはゲームだった(140ダウンロード)という。続いてエンタテインメント、ニュース、書籍の順だった。下はジャンル別のダウンロード数のグラフ。
Flurryはその他にいくつかの点に気づいている。第1に、iPhoneアプリがダウンロードされているということから、現在iTunes経由でユーザーが利用してアプリがタブレットでもすべて稼働するだろうと推測される。
またFlurryは問題のAppleのデバイスが未発表のOS 3.2で作動していることを確認した。これもAppleタブレットの発表と同時にiPhoneOSのバージョンアップがあるのではないかという噂を裏付けるものだ。Flurryは「Appleは新しいハードウェアの発表に併せてOSのバージョンアップを行う習慣がある」とコメントしている。
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(翻訳:滑川海彦/namekawa01)