ご迷惑をおかけしてます―techcrunch.comのコメント、侵入事件の影響で一時的に非表示

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30分ほど前にDigital Inspirationのブログ記事が Techmemeに取り上げられた。タイトルは 「TechCrunch、古い記事の読者コメントを全削除 」というものだ。

まずこの見出し自体必ずしも正しくない。記事の中身に至ってはまったく不正確だ。そこで私はわれわれの側の説明をすぐにする必要があると考えた。ちなみに問題のブログから説明を求められたり取材を受けたことは(私の知る限り)ない。

まず確認できる事実から始めよう。古い記事の読者コメントは現在表示されない状態になっている。しかし削除されたのではなく、データベースにはちゃんと保管されている。われわれは読者コメントを削除していない。 またその理由も記事が憶測しているようにページの読み込み時間を早めるためでもないし(これについてはいつも努力しているが)、まして検索エンジン最適化のための込み入った陰謀があるわけでもない。

またわれわれが日常コメント欄を積極的に管理していることとも無関係である。われわれは記事に対する批判、反論もふくめて健全な議論は大歓迎であり、この方針に変化はない。しかしコメント欄を誰にとっても快適な場所にするためには時折スパム、匿名の荒らし、個人への誹謗中傷その他に対処せぜるをえない(簡単にいえば削除だ)。

では、どうして古い記事のコメントが表示されない状態になっているのか?

答えは単純で、1月末に起きた悪意ある攻撃のせいなのだ。

問題の攻撃以後、われわれの技術者が攻撃された脆弱性の穴を塞ぐとともに他のセキュリティー上の問題がないか、全力を挙げてチェック中だ。問題が解明されるまでの間、慎重を期していくつかの予防措置が取られている。コメントの非表示はこの措置の一環だ。

実を言うと、攻撃の詳細については私自身、まだ詳しくは知らない。また予防措置の内容についても技術的な詳細を知っているわけではない。しかしTechCrunchではできるかぎりの情報を公開していくことを運営の基本方針としているので、技術スタッフが安全と判断した時点で詳しい情報が公表されるものと思う。

しかし、繰り返すが、以下のことは事実なのでご承知いただきたい。すでに公開された古い記事に対するコメントでTechCrunchスタッフによって意図的に削除されたものはない。 これらのコメントはすぐに再び表示されるようになる。要するに技術的問題なのだ。

われわれにとって読者コメントは貴重なものだ。安全に保管されているし、近い将来、再公開されるので安心していただきたい。

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦/namekawa01