New York Times、第4四半期の広告収入持ち直す

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オンライン広告の落ち込みは、New York Timesの場合には終わったのかもしれない。今朝(米国時間2/10)発表された第4四半期の決算によると、総収入は11.5%ダウンして$681M(6億8100万ドル)だったものの、インターネット収入(About.com分を含む)は10.3%アップして$102M(1億200万ドル)となっている。

インターネット収入のうち、広告の分も10.6%にアップして$90.6M(9060万ドル)だった。特別項目を除外した1株あたり利益は44セントで、38セントというアナリストの予想の平均を上回った

インターネット収入はここ一年以上、連続して減少していた。1四半期だけの結果から確定的に傾向を判断することはできないが、良い兆候には違いない。

ここ1年間のインターネット広告収入の推移

4Q08: -3.5%
1Q09: -6.1%
2Q09: -15.5%
3Q09: -8.2%
4Q09: +10.6%

インターネット広告収入はNYTの広告収入全体の中でこのところ比率を増大させてきたが、今四半期は23%に達した。

この1年間でみると、総収入は17%ダウンして$2.4B(24億ドル)、総広告収入(大部分が紙版)は24.5%とさらに大きくダウンして$1.3B(13億ドル)、うちインターネット広告は4.6%ダウンして$294.5M(2億9450万ドル)となっている。このうちニュースサイトの広告収入は$174M(1億740万ドル)に過ぎなかった。

New York Timesグループで健全な経営を続けているのは傘下の情報サイトAbout.comだけだ。売上は グループ全体のわずか5 %($2.4Bのうち$121M)だが、営業利益としては全体の69%($74Mのうち$51M)を稼ぎ出している。Aboutが利益に関してこれほど高い率で貢献しているのは、昨年はほとんどの部門が赤字を出していたからだ。第4四半期 だけを取ってみても、Aboutは売上に関しては全体の5%だったものの、営業利益では13%とやはり高い率で貢献している。

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01