Google Buzz―プライバシー上の懸念からオートフォローを中止

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Google Buzz―勝手にメールアドレスを公開してしまうバグを修正

今朝(米国時間2/12)報じたとおり、GoogleはBuzzに対するユーザーからの批判に素早く対応しつつある。Buzzのプライバシー問題について、Googleはさらに新たな修正を行った。最大の変化は、オートフォロー機能だ。現在、オートフォローはオプション化された。Googleは「ユーザーがフォローしたいかもしれない相手」のリストを表示するが、Buzzを使い始める前にリストを編集することができるようになった。

これはかなり大きな変更といえる。Buzzが4日前にローンチされたときの大きなセールスポイントのひとつは「このサービスを使い始めるためにユーザー側の作業が必要ない」という点だった。この際、BuzzはGmailの履歴からコンタクトの多い相手を選んでオートフォローするという仕様だった。しかしこれは常に便利だとは限らない。ユーザーが自分がどんな相手とメールをやり取りしているかを他のユーザーに知られたくないというケースは無数にある。Googleは当初、「フォローしているユーザーリスト」を簡単に非表示にできるよう改良を加えたが、 ここに来て、もっと根本的にデフォールトでオートフォローすること自体を止めた。代わりに表示されるようなった「フォロー相手の推薦リスト」をチェックするにはせいぜい数分しかかからないから、ユーザーの負担が特に増えることはないだろう。

Buzzの新ユーザーに対しては上のようなスクリーンが表示される。Googleが発表したブログ記事によると、既にBuzzを利用しているユーザーに対しても、今後数週間のうちに、これと同様のフォロー相手の選択画面が表示され、それでよいかどうか確認を求めることにするという。またBuzzではGoogle ReaderとPicasaのアカウントに自動接続することも中止した。ただし、オプションとしては残されたので、手動で接続することは可能だ。

もう一つ、Gmailの「設定」にBuzzの設定が追加された〔日本では表示を英語に変更してもまだ表示されないもよう〕。そもそも当初からそうすべきだったのに、なぜ漏れていたのか理解できない。これまではBuzzの設定を変更するためにはいちいちGoogleアカウントの設定ページを開く必要があった。事実上ユーザー全員がBuzzをGmailから使うのだからこれはナンセンスな話だった。

なお、われわれがすでに報じたとおり、今日(米国時間2/12)、 Googleはフォロー相手のプライベートなメールアドレスがBuzz上に勝手に公開されてしまうというバグも修正している。

こうした修正はすべて歓迎すべきもので、私はBuzzの将来性については楽観的だ。しかしGoogleは社内で半年もテストを続けてきたというのに、こうした初歩的なバグに気付かなかったとは不思議な話だ。

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01