ああ人間性:私のチャットルーレット体験

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SFWeeklyのウェブエディターAlexia Tsotsis(左の写真には写っていない)が今日の午前しばらくの間Chatrouletteを使ってみた。ランダムな相手とビデオチャットするサイトだ。結果は驚くにあたらない ― インターネットの実態を知らない人以外にとっては。彼女のもっと楽しいチャットのスクリーンショットは下に貼ってある。

A/S/L(「歳は?性別は?場所は?」)の日々を彷彿させるランダムビテオチャッサービス、Chatroulette(チャットルーレット)は、白人男性以外はマイノリティーに押しやられるオンライン地帯の一つだ。17歳のロシア人高校生Andrew Ternovskiyが設立したこのサービスは、Omegleよりも成功していて、MTV番組の「Next」にビデオチャット機能を付けたようなものだ。

野心あふれるチャッターたちがクリックしてスタートする。非常口として本人、パートナーどちらも、つまらないと思ったり、怖かったり、仕事に戻りたい時はいつでも「Next」ボタンをクリックできる。「不適切なビデオを報告する」ボタンも、多少安心感を与えているようだが、昨夜私に起こったNSFW(職場注意)的出来事から判断するに、さほどの恐怖はない。

昨夜の西海岸時間3時頃、私が「Play」をクリックし、「Next」を45回クリックする間に出会ったのは、直立した男性器写真5枚、多くの「カメラ非使用」チャット、私が女性であるとわかると自動的に「Next」をクリックした女性2名、そして多くの感謝の表情を見せた男性の中には「Googleファン」の中国人もいたし、室内でサングラスのフランス人の男は、私に「支配する女性か服従する女か」を聞きつつ、前者を期待していた。

私と共にChatrouletteに参加者していた1万920人のうち、私の「Roulettees」(ルーレットに当たった相手)たちは、インターネットの人間性をよく代表していると思う。また、多くのチャットでほのめかされている「首つり」ビデオに遭遇することはなかったが、「バスタブの中でピストル自殺した男の話を知ってるかい?」的な話は、Chatrouletteがどれほど狂っているかの例として、会話中何度も出てきた。

検閲なしで多人数がコミュニケーションを取る場所(4chan.orgと同じく中国はまだChatrouletteを禁止していない)はどこでも、都市伝説のような典型的な集団思考や、出会い系に任せておいた方がよさそうな誘いで一杯になる。それでもなお、このサービスの持つはるかに重大なコミュニケーション行動の可能性には、恐ろしいものがある。

Chatrouletteは、誰もが予想する通りマイクロ対話型リアリティTV(実生活実況番組)に、山盛りのサイバーセックスを組み合わせたものだ。殆どの人には(本人が認めるかどうかによらず)のぞき見趣味があるし ― Chatrouletteで両者が相互に見えるようにしている事実が、同サイトのユーザーベースを変人に限定している ― 好奇心旺盛なVC、Fred Wilsonがついているにもかかわらず、このささやかなスタートアップが主流になるだけの変人はいないようだ。

ある「Roulettee」に、このサービスは何に一番有効だと思うか聞いたところ、「世界中の人たちと繋がること」と答えた。そう、それでみんなにオッパイ見せてと言うのでしょうね。





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(翻訳:Nob Takahashi)