Facebookがますます便利に―支払手段にPayPal追加

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この1年ほどの間にFacebookは着々と支払いシステムの拡充を続けてきた。以前はFacebookでの購入といえばユーザー同士でプレゼントし合うバーチャル・グッズが主だったが、今では本物のプレゼントや楽曲の購入、アプリケーション内からの購入などに利用されるようになっている。今日(米国時間2/18)入ったニュースによると、Facebookでの支払い(Facebook Creditsの購入)手段にPayPalが追加され、いっそう容易になるという。

Paypalとの提携はCreditsの購入だけでなく、Facebook内での支払いのさまざまな分野に及ぶ。たとえば広告料金の支払にもPayPalが利用できるようになる。

FacebookとPayPal双方にとってこの提携の持つ意味は大きい。PaypalはFacebookに進出したことでオンライン・マイクロペイメント業界での地位を一層高めることになる。一方、PayPalの8100万のユーザーにとってFacebookへの広告出稿やCreditsの購入その他の支払いが容易になるため、収入の増大を図る上での大きな影響が期待できる。現在Facebookでは通常のクレジットカードの他に携帯(Zongを利用)からの支払いが可能となっている。

もう一つ、この提携が興味深い点がある。FacebookはFacebook Connectのようなサービスを通じてFacebook.comの外に進出を図っている。そこで“Paying With Facebook”をこうした外部サイトにも普及させていけば、将来はPayPalと競合する存在になるかもしれない。もっともFacebookの支払いシステム自体はまだ生まれたばかりなので、PayPalとの競合は(そんな事態が起きるとしても)だいぶ先のことになるだろう。

ちなみに、上のスクリーンショットは私が合成したものなので、実際のデザインとは多少違う可能性がある。

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01