スマートフォンの売上、24%アップ、iPhoneのシェアは倍増(対前年比、Gartner調べ)

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Gartnerグループが発表した最新の調査レポートによると、昨年、AppleはiPhoneのシェアを前年の6.2からほとんど倍増させて14.4%とした。シェアのトップはNokiaのSymbian OS搭載機だが、こちらは46.9%と一昨年から5.5%ポイントのダウン、2位のRIMBlackberryは3.3%ポイントアップの19.9%だった。iPhoneはこれらに続く3位だ。

ただし上記の数値(推定)は全世界ベースで、アメリカだけに限ればBlackberryとAppleのシェアはSymbianよりずっと大きい。モバイル・ウェブのトラフィックに関してはAppleとAndroidが合計81%と圧倒的なシェアを占めている。Gartnerによれば、Android携帯の売上シェアは3.4%ポイントアップして3.9%を占めるまでになった。しかしAndroidのシェアはまだWindows MobileやLinuxよりも低い。ただしWindows Mobileは3.1%ポイント、Linuxも2.9%ポイント、それぞれシェアを落としている。PalmのWebOSはわずか0.7%にとどまった。

全体を見渡してみると、結局いちばんシェアを減らしたのはSymbian(5.5%ポイントのダウン)、続いてWindows Mobile、Linuxということになる。シェアをアップさせた方ではiPhoneが最大6.2%ポイントのアップ)、Blackberry(3.3%ポイントのアップ)とAndroid(3.4%ポイントのアップ)がそれに続くかたちとなった。

Gartnerの推計によれば、昨年1年間で、全世界で1億7200万台のスマートフォンが販売された。これは一昨年から24%のアップだ。一方、携帯電話全体の売上は12億台と横ばいだった。昨年、スマートフォンは全携帯電話機の14%を占め、2008年と比べて11%のアップとなった。iPhoneは驚異的な成長を遂げているものの、全携帯電話の中ではまだ2%を占めるに過ぎない。Gartnerの発表した市場シェアの表を下に掲載する。

表 2
世界における2009年のスマートフォン売上シェア(OS別、単位:1000台)

Company 2009 Units 2009
Market
Share (%)
2008 Units 2008
Market
Share (%)
Symbian 80,878.6 46.9 72,933.5 52.4
Research In Motion 34,346.6 19.9 23,149.0 16.6
iPhone OS 24,889.8 14.4 11,417.5 8.2
Microsoft Windows Mobile 15,027.6 8.7 16,498.1 11.8
Linux 8,126.5 4.7 10,622.4 7.6
Android 6,798.4 3.9 640.5 0.5
WebOS 1,193.2 0.7 NA NA
Other OSs 1,112.4 0.6 4,026.9 2.9
Total 172,373.1 100.0 139,287.9 100.0

ソース:Gartner (2010年2月)

表 1
世界における2009年の携帯電話売上シェア(単位:1000台)

Company 2009 Sales 2009
Market
Share (%)
2008 Sales 2008
Market
Share (%)
Nokia 440,881.6 36.4 472,314.9 38.6
Samsung 235,772.0 19.5 199,324.3 16.3
LG 122,055.3 10.1 102,789.1 8.4
Motorola 58,475.2 4.8 106,522.4 8.7
Sony Ericsson 54,873.4 4.5 93,106.1 7.6
Others 299,179.2 24.7 248,196.1 20.3
Total 1,211,236.6 100.0 1,222,252.9 100.0

注* iDEN機の出荷を含むが、ODM、OEMによる出荷を含まない。
ソース:Gartner (2010年2月)

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦/namekawa01