デスクトップクライアントが無用になる?:Twitterがウェブに「すごい」機能を追加予定らしい

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TwitterのエンジニアであるAlex Payneのツイートを見ると、どうやらTwitterはサイトに大きな変更を加える予定のようだ。素晴らしい機能が追加されることで、デスクトップクライアントなど無用だと考える人もでるに違いないと自負しているらしい。Payneの発言を掲載しておこう。

Twitter社内では既に機能追加版ウェブインタフェースを使っている。もうデスクトップクライアントなんていらないね(間もなく公開予定)

当然ながら、サードパーティーのTwitterクライアント開発者の何人かは直ちにこの発言に反応した。

たとえば開発者のChad Etzel(Twitter社でパートタイムの仕事をしていたこともある)は次のように問いかけた。「@al3x サードパーティーで開発しているんだけど、その発言の真意はどういうことだろう?」。Payneも直ちに返信を投稿している。「@jazzychad サードパーティー参入の余地がなくなるということじゃないよ。実装する機能のほとんどの部分については、これまで通りAPIを先にリリースする」。

私自身について言うと、BrizzlySeesmic Webをちょっと使ってみているが、主にはTwitter.comのウェブインタフェースを利用している。なので新しい、そしてよりパワフルな機能実装については非常にわくわくしている。デスクトップクライアントを使わないのは、BrizzlyやSeesmicに対して感じている不満によるもので、つまりAPIのタイムラグ(および利用回数制限)が鬱陶しいからだ。ただこれはTwitter側でデータ管理のやり方を変更することにより、間もなく改善されるだろうとは考えている。

Twitterは昨年、Twitter.comに2つの大きな変更を加えている。「リスト」機能と「リツイート」機能だ。これらに加えてどのような新機能を実装しようとしているのかは想像するしかない。たとえば位置情報機能の実装はあり得るだろう。現在はAPI経由でのみ実装しているが、ウェブ上では未実装だ。

ところでどのような機能を実装するにせよ、複雑にならないようにしてもらいたいものだ。Twitterが魅力的なのはそのシンプルさによることを忘れないで欲しい。機能追加に走り始めると、シンプルであることの魅力はすぐに失われてしまうのだ。

もちろん、そうは言ってもまだ新機能を実装する余地は残されている。たとえば検索により多くのオプションを用意することなどもそのひとつだ。予定されているTwitter広告も検索機能に関連して実装されるものと考えられる。してみるとやはり検索関連が機能追加の本命と言えるかもしれない。

Twitterが最近、LinkedInからUIの専門家を引き抜いたことも関係するのかもしれない。引き抜いたのはiPhone(ならびに他の携帯端末)向けの素晴らしいアプリケーションを開発するリーダー的地位にあった人物だ。Twitter自身がモバイルアプリケーションの開発競争に参入してくることもあるのだろうか。サードパーティーの開発者たちはいかなる準備をしておくべきだろうか。「リスト」機能の搭載はBrizzlyなど外部サービスの機能を取り込んでしまうものでもあった(結局うまく連携するようにはなった)。何かしらサードパーティーアプリケーションの機能を取り込むような事態となるのだろうか。Chirpと名付けられたデベロッパーカンファレンスが非常に楽しみになってきた。

Update: Payneから追加の投稿があった。

現在、社内オンリーで実装されている機能は、すべて開発者向けに公開されているAPIによって作られているものだよ。

また、次の発言もあった。

Twitterのウェブクライアントは素晴らしい仕事をしたね。きっとデスクトップクライアント開発者の参考にもなると思う。同じデータを使っても、新しい展望が開けるものなんだね。

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(翻訳:Maeda, H)