Google:FlickrはPicnikを使い続けて結構です。Yahoo:コメントはありません。

次の記事

Google、Flickr用オンラインフォトエディターのPicnikを買収

今日(米国時間3/1)、GoogleがフォトエディターサービスのPicnikを買収したことを報じた記事の中で、本誌はこの買収で最も興味があるのはPicnikがFlickrの標準フォトエディターであることだと指摘した。このニュースを聞いてすぐにGoogle、Yahoo(Flickrの親会社)両社に接触し、今後の提携関係への影響を聞いた。両社の反応が興味深い。

Google側は、今後もサードパーティーサイト(Flickrを含む)がPicnikを統合できるようにすると答えた。本誌に送られてきた声明文がこれだ。

私たちは、オープンであることが常に最良のアプローチであると信じており、今後も引き続きサードパーティーにはPicnikを統合してもらう予定です。他の写真共有サイトから写真を持ってきて、編集した結果はどこでも好きなサイトに保存できるべきです。

よさそうな話だ。まあ誰かがYahooにわざわざ伝えたということはなさそうだ。Yahooの声明はこちら(同社の広報を担当するOutCast Communicationsより)。

連絡をいただきありがとうございます。現段階でこの買収に対する当社のコメントはありませんが、何かお伝えする情報ができた時にはお知らせいたします。

もしYahooがPicnikとの関係を続けるつもりであれば、そう発表すると思わないだろうか。あるいは少なくとも、「現時点では、提携関係が続いていると考えています」くらいは言ってもよい。しかしどうやら同社は選択肢を天秤にかけているようだ。あるいは、この買収が何にどう影響するのか本当にわかっていないのかもしれない。

問題は、現在Flickrで行う編集作業の大部分において、唯一の方法がPicnikであることだ。これがないと、サービス全体としての価値が下がってしまう。ではYahooは自前のフォトエディターを開発しなければならないのだろうか(以前は明らかにそのつもりがなかった。そうでなければPicnikと提携せずに自社開発していただろう)。それとも、誰か別の相手―たとえばAviary―と手を組むのだろうか。

いずれにせよGoogleには、会社を買収してはそのサービスを消滅させてきた歴史がある(Dodgeball、Jaiku等)。今回はそうでないことを願いたい。少なくともPicasa(Googleのオンライン写真サービス)には統合してほしい。しっかりとしたサービスなのだから。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)