[jp] EvernoteのCEO、Phil Libinが来日、日本進出をお披露目―紹介書籍に予約殺到

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3月3日午後、来日中のEvernoteのCEO、Phil Libinがプレス・イベントで日本支社の設立とDoCoMo、ソニー、キヤノンなど日本企業との提携を発表した。イベントは写真のとおり大盛況で、予定時間を過ぎてもQ&Aが続き、主催者側が汗をかくシーンも見られた。またその夜にはAMN主催でEvernote日本語解説書、2冊同時出版記念イベント「象が踏んでも忘れない!Evernoteのここが熱い」という著者によるセミナーと懇親会が行われ、これもプレス、ブロガー、コアなユーザーで満員になるホットなイベントになった。

夜の部ではEvernote紹介書籍が2冊同時に紹介された。ひとつは『できるポケット+ Evernote』(いしたに まさき、コグレ マサト、インプレスジャパン)(予約受付中)、もう一つは『Evernote ハンドブック』(堀正岳、佐々木正悟、大橋悦夫)(電子書籍) いしたに・コグレコンビの『できるポケット』はまだ予約中なのにAmazonで17位(3/3、午前10時)と驚異的な人気だ。

今回Evernotedの発表の概要は以下のとおり。

・全ユーザー250万人。日本ユーザーは15万以上。非英語で最大。
日本語公式サイトをオープン
・主要プラットフォーム(ウェブ、Windows、Mac、iPhone、Android)のアプリを日本語化
・日本法人を90日以内に設立し、ユーザーサポート、マーケティング、技術開発などを開始する。
・日本法人開設までに画像内日本語認識機能を提供する
・DoCoMo、ソニー、キヤノン始め日本企業とさまざまな形で提携した

こうしたプレスイベントでは質疑応答は型通りのものが2、3あって終り、ということも珍しくないが、今回は予定時間が来ても質問が続き、進行係が汗をかくほどだった。どうやらEvernoteブームが来ているようだ。

ちなみに、欧米では象は「もの覚えがいい」ことの代表になっている。それが「すべてを記憶する」をキャッチフレーズにしたサービス、Evernoteのアイコンに象が使われている理由だ。TechCrunch JapanがEvernoteを初めて紹介したのは 2008年2月22日のEvernoteで自分の脳を拡張する(プライベートベータご招待)という記事だからすでにまる2年前になる。驚いたことに、この記事は2009年の[jp] 翻訳者と振り返る2009 TechCrunch Japan Top30でも4位にランクインしていた。その後もTechCruch Japanでは資金調達成功のニュースなど折にふれてフォローしてきた。

なお、Philに対してはテレビ局も含めていくつか個別取材も入っていたので、今後さらに詳しい記事(番組)が公開されるものと思われるので注目したい。

〔筆者はPhilの通訳としてイベントに参加しました。拙い通訳、恐縮でした。〕

滑川海彦/namekawa01