音楽流通サービスZimbalamはミュージシャンのためのPosterous–非常に広範囲な配布代行サービス–だ

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筆者: Steve O’Hear

[フランス発] Believe Digitalがフランスのパリで運営する音楽流通サイトZimbalamが、今日(米国時間3/11)合衆国でサービスを開始する。

アーチストはこのサービスを使って自分の作品を、AppleのiTunesやSpotifyなど人気の高い25の音楽プラットホームから配布できるほか、“全世界で数百にもおよぶストア”にも作品が配布される。ストア数と対象地域の広さでは、Zimbalamは世界最大の音楽流通ネットワークである、と同社自身が言っている。

アーチストがZimbalamに払う料金は年会費制で、初年度は29ドル99セント、次の年からは19ドル98セント、各年にEPまたはアルバムが1点としている。初年度を除き、各年の会費は粗利(後述)からの控除なので、売れなかったアーチストは自動的に会費を免除される。売上に対し、各ストアのコミッションはもちろん取られるが、その残額(“粗利”)に対するZimbalamからのピンハネはゼロである。

音楽流通サービスの一環として同社は、日次売上データ、メールによるニューズレターなどのCRMツール、ソーシャルネットワークのサイトでプロモーションを行うためのウィジェット、なども提供する。ウィジェットは位置対応機能があり、ユーザの位置を検出してもっともファンの多い地域のストアであらためてプロモーションするなどの手法を採れる。

なお、Zimbalamの親会社Believe Digitalは、レコード会社のディレクター50名と契約している。そこで、Zimbalamのネットワークで人気が出て、こいつはブレークすると思われたアーチストには専属のディレクターが付き、売り方などをいろいろアドバイスしてもらえる。つまりレコード会社のスターなみの扱いになるが、レコード会社はどこにもない、という形になる。

Believe DigitalにはxAngeとVentechが$8.5M(850万ドル)を投資し、ファウンダにはVivendi Universal、MP3.com、eMusic、BMG Entertainment、Sonyなどの役員が名を連ねる。社員数は、イギリス、フランス、イタリア、ドイツ、スペイン、ポルトガル、アメリカ合衆国の各国を合わせて70名である。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))