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Crocodocが機能を増強してAdobe Acrobatの背中がいよいよ見えてきた

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先月は本誌の記事Crocodocを紹介した。Y Combinatorが投資している同社のサービスは、テキストやPowerPointのドキュメントをオンラインで共有して、誰もが注釈、訂正、校正、意見感想などを簡単に書き込めるというもの。しかし立ち上げ時点では必要最小限の共有機能しかなく、編集したドキュメントをハードディスクに保存することすらできなかった。今日(米国時間3/19)からそれが変わる。Crocodocはいくつかの重要な機能(ディスクへの保存など)を加えて、サービスをより使いやすくし、また、AdobeのAcrobat Proともろに競合する製品に成長した。

ドキュメントをPDFで保存できる機能に加え、今度のバージョンには文字を手書きできるツールや、どんなWebサイトでもPDFに変換できる機能(それに注記を記入できる)が加わり、またAPIも提供される。数日後にはアプリケーションをGoogleが最近開設したApp Marketplaceからも提供する。さらに、Flashを使った埋め込みできるドキュメントビューワもある(DocStocやScribdにあるようなやつ)。埋め込まれたドキュメントは、見るだけでなく書き込みもできる。

CEOのRyan Damicoによれば、これらの新しい機能が加わったことによってCrocodocは、Adobeの400ドルもするAcrobat Proとほぼ互角になった。ご存じのように、無料で提供されているAcrobat Readerは、ほとんどの人が持っているが、ドキュメントへの書き込みやそれの保存ができない(ぼくはここ数年、’Acrobat’の名のつくソフトをすべて敬遠している)。Damicoは、Adobeの有料ソフトにあってCrocodocにない機能はまだまだたくさんあるが、誰もが必要とする基本的な編集と保存の機能は完備している、と言っている。Damico曰く、“遠い将来には、GmailがOutlookに対してやったことを、CrocodocはAcrobatに対してやりたい”。多くの人が使っているデスクトップアプリケーションの機能を、オンラインのサービスとして提供するわけだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))