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ErplyはビジネスソフトのSkypeになれるか–どちらも把瑠都と同じエストニア生まれだが

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ビジネスソフトサービスのErplyがRedpoint VenturesとIndex Venturesから$2M(200万ドル)を調達した。このラウンドにはさらに、Marten MickosZack Urlocker(両人は共に元MySQL)、Kenny van ZantSolarWinds)、Aydin SenkutDavid McClure、そしてAccelerator Groupが参加した。

同社はKristian Hiiemaaがエストニアで創業し、2009年のSeedcampで優勝、現在すでに利益を上げている。Hiiemaaによれば、顧客企業は毎月ほぼ20%の率で増加している。現在の顧客数は、2000社(ユーザ数8000)である。

SeedcampはSaul Kleinらが創設したイギリスのインキュベータ事業だ。Erplyは、KleinがパートナーであるIndex Venturesが初めて投資するSeedcampの優勝企業である。

Klein曰く、“ErplyはSkypeが通信業界に対してやったことを、ビジネスソフト(企業ソフト)の世界でやってのけるだろう”。Skypeは、Erplyと同じく、エストニアで開発されたが2005年には$2.75B(27億5000万ドル)の評価額でeBayに買われた。Kleinが想定しているのは、これまで労力的にも金銭的にも非常に高価なものであった企業ソフトの“価格破壊”をErplyが今後行うことによって、Skype同様の出世街道を歩むことだ。

Erplyの専門は、在庫管理、簿記など、標準的な企業ソフトだ。ユーザ企業は、ふつうの企業でもオンライン企業でもどちらでもよい。大企業はSAP、Microsoft、Oracleなどの市場だが、Erplyは独自の低料金で中小企業をねらう。Hiiemaaによれば、大手ソフトウェア企業や地元のデベロッパに発注することの多い中小企業も、最近は徐々にErplyのマーケティング努力に惹かれて心が傾きつつある。今回の$2Mも、大半はマーケティングと、東欧における同社のチームの拡充にあてられる。現在の同社のユーザ数は、前述のように、8000名/2000社だ。

Erplyのサービスには無料バージョンもあるが、ユーザの多くは有料バージョンを選ぶ(料金は平均月額で74ドル程度)。無料から有料への乗り換え率は25%と高い。無料バージョンのユーザには小さなスタートアップが多いが、そのほかの一般企業は有料顧客になる場合が多いそうだ。

傍注: 同社は近くiPadのアプリケーションも提供する。これによりユーザ企業は、仕入れや販売の現場におけるリアルタイム在庫管理ができるようになるという。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))