Twitterメッセージの発信地調査―アメリカはトップなれど30%、日本が2位で15%、以下ブラジル、インドネシア

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各種のリアルタイム・ウェブ・サービスが企業ブランドに与える影響を調査しているパリの企業、 SemiocastTwitter についての統計を再度発表した。 前回、280万ツイートをサンプルとして分析を行った結果、全メッセージのうち英語は50%を占めるにすぎないことが明らかになったが、Semiocastは今回5倍近い数のツイートを対象としてTwitterが世界的にどのように利用されているかについてさらに詳しい調査を行った。

Semiocastが1週間にわたって1350万のツイートを分析した結果、アメリカから発信しているユーザーはわずか30%しかいないことが判明した。英語を利用する国の2位(全体では5位)はイギリスで、シェアは8%だった。

地域別のトップ5はアメリカ、日本、ブラジル、インドネシア、イギリスの順となった。

Semiocastによると、ジオタグが附されたツイートは全体の0.5%に過ぎない。そこでさらにユーザーのプロフィールの自己紹介に意味論的解析を行うなどして、ユーザーの居住地を特定するためにできる限り正確を期した。

Semiocastによれば、成長がもっとも著しかったのはTwitterが生まれたアメリカではなく、諸外国だった。さらに英語自体のシェアも44%と6週間前の調査の50%からさらに低下していた。

Twitter社がこの2年間、積極的に活動してきた日本はツイートのシェアで15%と世界第2位を占めた。3位はブラジルで12%弱だったが、これはツイート数にすると毎日620に相当する。

インドネシアでTwitterの存在が大きいのは地元のキャリヤとの提携によるものだ。インドネシアは10%で4位、ツイート数は500万。

ただし調査対象になったサンプルの割合は全体からみるとそれほど大きいとはいえない。現在、毎日発信されるツイート数は5300万で、これは今年2月の5000万からさらに増加している。

ただし、Twitterの国際化については、他の会社の調査でもほぼ同様の結果が出ている。ツイート数についてはアメリカよりも海外での成長が著しい。ツイートが発信された地域についてもアメリカのシェアは日毎に縮小している。Twitterへの大口投資者であるFred Wilsonも先週この傾向についてブログ記事を書いている。

少々前になるが、Sysomosはこのテーマに関して詳細な調査レポートを発表している。

2010年1月に発表されたレポートによると、同社は2009年10月中旬から12月中旬にかけて1300万のアクティブなTwitterアカウントを対象に調査を実施した。その結果、50.8%のTwitterメッセージがアメリカ発、続いてブラジル(8.79%)、イギリス(7.2%)、カナダ(4.35%)、ドイツ(2.49%)となっている。この調査では日本は10位で1.22%だった。Sysomosが2009年6月に実施した調査ではアメリカのシェアは62.1%だったからわずか半年弱でかなり減少したことになる。

アメリカのシェアが日本とインドネシアやブラジルに食われるというこの傾向は今後も続くのだろうか?

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01