冗談が分からないニューヨークタイムズが本誌記事の削除を要請してきた

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ニューヨークタイムズの対外折衝部門の人物からメールが来て、同紙のiPadアプリケーション、彼らがそのメール中で“iPad上のThe New York Times”呼んでいるものの開始に関する、今朝の本誌の記事(米国時間4/1)の訂正または取り下げを求めた。メールは、その本誌の記事は“情報が古すぎて正しくない”から、修正するかまたは取り下げてほしい、と言っている。

記事はもちろん、偽物だ。それは本誌の3つめのエイプリルフールジョークで、かなり巧妙なジョークだということは最初から分かっていたが、そこに込められたメッセージが誰にも分からないとは、思いもしなかった。だからここで、ごく手短に説明しよう。

あの記事を、あの記事中の唯一のリンクが指している記事と比べてみると分かるはずだが、本誌の記事はニューヨークタイムズ紙が1996年に同紙のWebサイトの開設を発表した記事と完全に同じなのだ。唯一の違いは、元記事の”Web Site”が”iPad App”に、そして”Word Wide Web”が”iPad”に変わっていることだ。

そしてたいへんおもしろいのは、その記事が全然まともであることだ。重役の名前とか、あと二三箇所書き換えれば、それはニューヨークタイムズ紙のiPadバージョンの開始を報じる記事としてそのまま使える。だからこそ、同紙の連中はこれがジョークだと気づかなかったのだ。ニューヨークタイムズの記者の一人が、嬉々としてあの記事をリトウィートしたぐらいだ。World Wide WebはNew York Timesを救わなかった。そしてiPadも救わないだろう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))