Google、Buzzの全ユーザーにプライバシー設定の再点検を呼びかけ

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去る2月にGoogleはリアルタイム・ソーシャル・メディアに参入するべく、Google Buzzスタートさせた。Googleはこのとき、ユーザーがよくメールやチャットでやりとりしているユーザーを自動的にフォローする機能を親切のつもりで付け加えた。この判断は大きな誤りだったことがすぐに判明し、マスコミユーザー、プライバシー専門家からの強い批判にさらされることとなった。

もともと公開自体を急ぎすぎた気味があったBuzzだったが、公開2日後、Googleはさっそく大きな修正を加え、新規ユーザーがBuzzタブをクリックしたときにいったい何が起きているのか正しく理解できるよう配慮した。さらにその2日後、Googleはプライバシーの設定方法を根本的に変更した

しかしこうした修正は、修正が行われた後で登録したユーザーにしか影響しなかった。最初の4日間で登録したユーザーは数百万とも言われる。そこで今日(米国時間4/5)、Googleは既存の全ユーザーを対象に、現在のプライバシー設定を再点検するよう呼びかけるキャンペーンを開始する。

Googleはまもなく公開予定のブログ記事で、Buzzのローンチの際に誤りがあったことを認め、本日以降、順次全ユーザーに対して以下のスクリーンのような注意の呼びかけを行う。

このページは簡単にいえば、ユーザーの現在のBuzzの設定を表示し、ユーザーに確認あるいは変更を求めるものだ。このページにはユーザーがフォローしている相手、逆にユーザーがフォローされている相手が表示される。ユーザーはこれらのリストの内容を編集でき、さらにGoogleBuzzと連携している他のサービス(Flickr、Twitter、Google Reader)でのリストの公開を設定することができる。

アメリカで、連邦議会の数名の議員が連邦取引委員会(FTC)に消費者のプライバシーを侵害した疑いでBuzzを調査するよう要請した直後にこのGoogleの対応のニュースが発表された。そのためGoogleがプライバシー設定の問題に取り組むのは議会からの追求を避けるためだという推測が一部から出ている。しかし事実はそれと異なり、Googleはすでに2月13日にブログ記事で対応を発表していた。

すでに何千万に達しているBuzzユーザーの皆さんに対し、二週間後くらいから、新規登録の際に表示される注意を再度掲出し、改めてフォロー関係が予期どおりであるか点検する機会を提供していく考えです。

またGoogleはYouTubeにGoogle Buzzの専用チャンネルを開設し、Buzzの機能を詳しく説明するビデオを8本アップロードしている。どういうわけか8本のうち7本はまだプライベートに設定されていて見ることができない。

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01