FCC vs Comcastの判決は合衆国のブロードバンド普及の足かせとなるか

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FCCが今日(米国時間4/7)公式ブログで、Comcastのやり方に対する今回の司法の判断はブロードバンドの全国普及を妨げる可能性があると述べた。FCCの法務部長Austin Schlickによれば、FCCにネットの中立性を強制する権限がないとする判決は、“重大な意味を持つ裁定”である。

“この判決は、FCCが21世紀の通信ネットワークのための‘監視役のお巡りさん’として、法律で定められたその義務を全うするために2005年に採用した法的取り組みを、根底から無にするものである。”

今週、複数の判事たちが全員一致で、FCCには、消費者のBitTorrentへのアクセスを妨害するComcastの行為を、やめさせる権限はないと裁定した

Schlickによれば、裁定はFCCの全国ブロードバンド計画…およそ200の推奨施策から成る…のほとんどにとって影響がないが、いくつかの重要な部分に影響を及ぼすかもしれない。

“中でもとくに重要な部分は、農村地区や低所得層、先住民コミュニティ、障害者等に対するブロードバンドの普及促進策である。また中小企業の生産性向上と成長とイノベーション推進のためのブロードバンドの安定利用、一般的にブロードバンドの敷居を低くすること、通信の安全と消費者保護のための透明性および情報公開の徹底、消費者のプライバシー、等の部分にも影響が及ぶ。これらの推奨施策を実現するために、当委員会はしっかりとした法的基盤を持つ必要がある。これらの施策部分の一つ一つについて昨日の司法の決定が与える含意を評価し、それにより当委員会は、計画に盛られている使命を遂行するにふさわしい権限の確保に努めたい。”

〔参考記事: ネットの中立性は死んだのか?

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))