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Ning、ドラスティックなリストラへ―40%レイオフ、無料SNS廃止

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SNSホスティング・サービスのNingでCEOを長く務めたGina Bianchiniが去り、COOのJason Rosenthalが新しいCEOに任命されてから約1ヶ月になったところで、同社は大幅なリストラに踏み切った。ローンチ以来のセールスポイントだったSNSの無料ホスティングは中止され、既存の無料ネットワークは有料化するか別のホストを探すかを迫られる。Rosenthalはまた70人(40%以上)もの人員を削減することを発表した

Rosenthalの全社員宛のメール〔未訳〕

Ningはまた傘下のネットワーク運営者に対し向こう2週間以内に詳しい条件を示すとしている。

Rosenthalのメールでは「無料」と「有料」に大別されているが、Ningの有料プランにはさまざまな種類がある。現在、Ningの有料版にはサポート(サービス内容によって月額$10版と$100版がある)、カスタム・ドメイン(月額$5)、拡張ストレージ及び帯域(月額$10)、広告削除(月額$25)、ネットワークがNing上にあることを隠す(月額$25)などのオプションが用意されている。

このニュースの結果、Ning上のSNSの大部分はできるだけ安い有料サービスに移行するだろう。Ningが提供するのは通りいっぺんの移行ツールだろうから、他のホストにSNSを乗り換えるのは困難だろう。この方針変更に対して、ユーザーは皆、多大な時間をかけてニッチなSNSを育てきたのだから、強い不満の声が上がるのは避けられない。

大幅なレイオフももちろん深刻な事態だが、Ningには悪いニュースばかりではない。comScoreによると(下のグラフ参照)、トラフィックは依然として成長している。しかしNingはすでにトラフィックが増加しているだけではすまなくなっていた。相当額の収入がどうしても必要になっていたが、広告の売上ではまったく不十分だった。Ningはこれまでに$120M(1億2千万ドル)の資金を調達している。その際の会社評価額は、2008年4月には$500M(5億ドル)、 2009年夏には$750M(7億5000万ドル)だったと報じられている。

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01