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Webページ上のテキストコピーを監視し, 貼り付けにはリンクバックを付けるTyntが$8Mを調達

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Webサイトのオーナーが、自分のページ上で行われるコピーや貼り付け(ペースト)行為をモニタしてコントロールできるという、比較的簡単明瞭なサービスTyntが、二度目の資金調達ラウンドとして$8M(800万ドル)を獲得した。このラウンドを仕切ったのはPanorama Capitalで、パートナーのChris AlbinsonがTyntの取締役会に加わった。Greycroft PartnersMetamorphic Venturesも、このラウンドに参加した。

このサービスを使ってページの掲載者(“パブリッシャー”)は、自分のWebサイト上のテキストのコピー行為をモニタできる。Albinsonによれば、全ページビューの2%でユーザは、Ctrl-Cを使ってテキストをコピーしている(ニュースサイトでは7%)。しかしそれらは、探知されていない。また、コピーされたテキストがメールやソーシャルサイトで共有されるとき、リンクバックは付かない。Tyntは、コピーされたテキストに自動的に、そのページへの重複のない探知可能なリンクバックを加える。たとえば、こんなふうになる:

I was able to speak with bit.ly and betaworks CEO John Borthwick yesterday about Twitter’s unwinding of their relationship. The impact on bit.ly may be negligible, at least in the short run.

Read more: http://techcrunch.com/2010/04/16/borthwick-twitter-thanks-bit-ly/#ixzz0lIiy3q6f

これにより、コピーされた回数が分かるだけでなく、コンテンツが共有されたときにリンクバックが必ず付くことになる。TechCrunchは今日(米国時間4/16)Tyntを導入したから、試してみていただきたい〔原文ページのみ!〕。

さらにこのサービスによって、どのコンテンツのどの部分に関心が集まっているかが分かる。Albinsonが挙げた例では、デトロイトの経済の低迷に関する記事が非常に多数回コピーされたことをTyntは記録した。しかし実際にコピーされたのは、その記事の中の、Fordの健闘ぶりを述べた部分だった。これによりパブリッシャーは、単純に個別の記事レベルではなく、もっと具体的に立ち入った部分で、自分のコンテンツの価値や意義を知ることができる。

パブリッシャーは、読者にコピーされたコンテンツを示すウィジェットを加えることもできる。

バックリンクという余計なものが付くことを嫌がるユーザもいる。とくにそれは、コピーしたテキストを検索エンジンにペーストするユーザたちだ。そこでTyntは、7語未満のコピー行為に対しては検索結果を表示するオプションを提供している。試しにここで、2語ぐらいをセレクトしてCtrl-Cを押してみていただきたい〔原文ページのみ!〕。

このサービスはユーザ数が急増していて、Albinsonによれば、今ではTyntをインストールしているサイトの月間ページビューが全合計で100億を超えている。そして今月はメジャーなサイトがいくつか加わることによって、一挙に500億に達するという。また、上で述べた7語未満のコピーに対する検索の回数は、月間で約1億である。

今は完全に無料だが、年内には新たに有料バージョンの展開を始めるとAlbinsonは言っている。

〔訳注: キーボード上のCtrl-Cだけでなく、テキストをセレクト後のマウス右クリックメニューの[コピー]でも、おおむね、Tyntの機能が働く。〕

[原文へ]
[米TechCrunch最新記事サムネイル集]

(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))