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Foursquareへの忠告―まだ会社を売るな、特にYahooには絶対売るな

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非常に気がかりなことに、FoursquareYahooへの売却を真剣に考えているふしが見受けられる。多くのベンチャーキャピタルが新たな出資を申し出ていたにもかかわらず、Foursquareは先週末そうした申し出を保留にした。こうしたベンチャーファンドは$80M(8千万ドル)前後の会社評価額をベースによろこんで投資するはずだった。一方Yahooその他数社が$80M以上の価格で買収を持ちかけているらしい。

Foursquareが今会社を売ってはならない理由は無数にある。そのいくつかを挙げよう。

1. Yahooにとって役に立たない。Yahooの経営幹部は今藁にもすがる努力をしている。なにか役に立つ仕事をしているように見せるために必死だ。しかしFoursquareの買収は愚策だ。YahooはFoursquareで何をしようというのか? 何もできはしない。単に注目を集めるためのM&Aなどというものは正気の経営陣が採るべき方策ではない。

2. FoursquareにとってYahooは最悪の売却先である。Yahooはスタートアップの墓場だ。Yahooは多くの有望スタートアップを買ったが、全部立ち枯れさせてしまった。ファウンダーたちは嫌気がさして全員Yahooを去っていった(Flickr、Delicious、その他その他、CrunchBaseのYahooのページの左のサイドバーを見ればよい。どれもこれも成功していない)。Yahooは会社を買ってそのまま閉鎖してしまうことさえある。YahooはMavenを買収後わずか17ヶ月でDeadpool送りにしてしまった。もしFacebookが2006年にYahooに買収されていたらどうなっていたことか。

〔略〕

Foursquareの運命はまだ誰にもわからない。倒産するかもしれない。社会に大きな影響を与える上場企業になるかもしれない。あるいはその中間のどこかに落ち着くかもしれない。しかし今会社を売ってしまうのはドラッグにはまって大学をドロップアウトするようなものだ。Yahooに買収された時点であらゆる将来の可能性は消える。Flickrのファウンダー、Caterina Fakeに聞いてみるといい。DeliciousのJoshua Schachterに聞いてみるといい。2人とも間違いなく「先のことがわかっていたら絶対にYahooには会社を売らなかった」と答えるはずだ。.

FacebookとTwitterが位置情報ビジネスに乗り出してきたことは小さいスタートアップにとっては確かに脅威だ。しかしFoursquareには本物の勢いがある。このサービスを喜んで使っているユーザーの熱気がある。これに賭けるべきだ。10年後にはきっと売らずによかったと思うはずだ。もちろんFoursquareが失敗して文無しになっているかもしれない。そしてYahooからの金を受け取らなかったのを大いに悔やむことだってありうる。しかしそもそもきみたちが大企業の中間レベルのエンジニアとしての生き方に飽き足らず、起業家になったのは何のためだったのか? 世界を変えようという野心を燃やしたからではないのか? その初心を忘れるな。.

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01