インターネット企業をAPI管理の面倒から解放するクラウドサービス3scaleが$800,000を調達

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バルセロナ(スペイン)のAPI管理サービス3scale Networksが、スペインのベンチャーキャピタルInveready Seed Capitalと公共事業体NEOTEC、CIDEM/ACC1Óなどから、普通株引き受けと融資により合計$0.8M(80万ドル)を調達した。

3scaleはSaaSによるAPI管理インフラを提供し、これを利用するインターネット企業は、彼らのデータやコンテンツおよびサービスをAPIやWebサービスから分散利用できるようにして、それら資源のセキュリティ、コントロール、モニタリング、さらに収益化を図ることができる。

同社が提供している3scale CONNECTは、セルフサービス型でプラグアンドプレイ(==インストール〜構成不要ですぐ使える)のソリューションであり、とくに中小企業のAPIプロバイダが、完全なAPI管理インフラをほんの数分で展開できる。

同製品は1日のヒット数が5万以下のトラフィックに対しては無料なので、立ち上げ後間もない小規模なAPIプロバイダにとってはありがたい。1日のヒット数が100万に達するような顧客企業は月額340ドルを課金され、またヒット数が10万にもなるインターネット企業向けにはエンタプライズ級のソリューションが提供される。

“API管理は最近需要が急増しており、今回得た資金は顧客企業のAPI立ち上げ〜拡張の支援と、弊社のソリューションに、すでに準備中の新機能を盛り込むことに使いたい”、3scaleの協同ファウンダでCEOのSteven Willmottはこう語る。”3scaleのソリューションはユーザのインフラに対する、アカウントを取ったらすぐに使えるような簡明で守備範囲の広いコントロールを提供し、ユーザはアクセス管理やモニタリングなどのインフラ管理業務よりも、本来の機能性とサービスに注力できるようになる”。

同社の顧客企業は今25社あまりで、2008年11月に公開ベータを立ち上げて以来、大小さまざまなユーザを集めている。その中にはWine.com(昨年9月にAPIを“公開”)、By VoiceDeepDyveなどの有名サイトもいる。3scaleのインフラストラクチャはすでに、1日に数百万のトランザクションを処理している。

しかし、API管理の成長性に目を付けている企業は決して3scaleだけではない。同じくベンチャーから資金を得ている競合相手としてMasheryStrikeIronSonoa Systemsなどがいる。

最後のSonoa Systemsは最近、Twitter APIのダッシュボードApigeeを立ち上げた。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))