Zuckerberg曰く: “Web全体が最初からすみずみまでソーシャルである状態を作りたい”

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今日FacebookのF8カンファレンスで、Mark Zuckerbergは”Webのあらゆる場所がアクセスした瞬間からソーシャル”という状態を作り出したいと述べた。この究極的にソーシャルなWebを作るための部材が、Facebookの最新機能であるOpen GraphとSocial Pluginsで、PluginsにはFacebook.com以外のあらゆるサイトに置ける”like”ボタンや、どのサイトからもFacebook Connectをクリックせずにログインできるオートログイン機能、さらに、これらのプラグインやFacebook Chatを載せたFacebook Social Barのようなものまである(Meeboさん、さようなら)。

こういった新しい機能はこれまでも記事にしてきたが、今日のZuckerbergは今後のFacebook全体の中でのこれらの意味を明確にした: “デフォルトがソーシャルであるWebを作りたい”。Facebookはどうやってそれを作るのか? まずいちばん重要なのは、デベロッパが使うGraph APIの設計を変えて、人と人とのつながりを見れるだけでなく、人とさまざまなインタレストとのつながりを見たり作ったりできるようにしたこと。インタレスト(interests)とは、場所や趣味、企業、製品などなど、その人の関心対象〜好きなもののことだ。Zuckerbergはそれを、従来のSocial Graphに対してOpen Graphと呼ぶが、その実態はInterest Graphだ。

Facebookはデベロッパたちに、いろんなインタレストやものごとを軸とするOpen Graphをたくさん作ってもらいたい。Yelpの連中ならレストランが得意だろう。Pandoraなら音楽、Netfixなら映画だ。それらのサイトに”like”ボタンを置けば、好きなレストランや音楽や映画のページでボタンが押され、その情報がOpen Graphに還元される。すると、個々のユーザやその友人が好きなレストランが分かるようになるから、Yelpはより的確なレコメンデーションをできるようになる。Pandoraなら音楽に関してそうなる(YelpやPandoraは実例、Netfixはまだ)。

Facebookはユーザのリアルタイムストリームから拾った情報を、Webに焼き込む。”ストリームは短命だ”とZuckerbergは言う。”数時間後にはどこかへ消えてしまう。今のWebサービスは、そのユーザと特定のレストランとの意味あるつながりを把握しない”。これから、Facebookにはそれができる。Webはこれまでのような、単なるハイパーリンクの集まりではなく(Googleのような検索エンジンはこのことに依拠しているが)、ソーシャルコネクションの集まり、好きや嫌いの集まり、符号化され機械可読となったインタレストの集まりになってほしい、とFacebookは考える。”オープングラフを活用することによって、ユーザがWeb上のどこに行っても、訪れたその瞬間からソーシャルな体験ができる状態を作り出したい”、彼はそう言う。

このオープングラフを、Webサイトが自分のサイトに置けるアクティビティストリームやレコメンデーションストリームのウィジェットといったプラグインに加える。そしてこのOpen Graphとの対話から摩擦を取り除くために、ログインを不要にする。どのWebサイトでも、アクセスした瞬間からソーシャルでパーソナライズ(個人対応)されている状態が実現する。TechCrunchを訪れたら、Facebookのフレンドたちが”like”した記事をすべて読める。Amazon.comへ行ったら品物について同じことができる。こんな空想が、いずれ現実になるのだ。Open Graphは桁外れに大がかりな仕掛けだ。Facebookのターゲットを絞った広告がどんなものになるか、早く見てみたいね。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))