The New York Times

New York Times踏みとどまる―Q1は黒字、ネット広告が全収入の26%に

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大幅なコスト削減に取り組んだNew York Times Companyは今朝(米国時間4/22)、2010年第1四半期の営業報告でネット広告が成長し、黒字となったことを発表した。

NYTの2010年第1四半期の営業利益は$83.3M(8330万ドル) となり、前年同期の$16.4M(1640万ドル)に比べて5倍以上の増加となった。総売上高は前年同期の$587.9M(5億8790万ドル)から3.2%ダウンして$587.9M(5億8790万ドル)となった。

これはNYTがその前(2009年第4四半期)に11.5%の落ち込みを記録したことを考えれば 全体として悪くないニュースだ。New York Timesに復活の兆しが見えてきたのだろうか。

興味深いのはNew York Timesがネット広告の売上を着実に伸ばしている(18%のアップ)ことだ。一方で、予測されたことながら、印刷メディアの広告売上は各ジャンルを合計してして12%とかなりの落ち込みを記録した

主としてネット広告の伸びに助けられて広告収入全体の売上は前年同期比でわずか6%のダウンにとどまった。

その他注目すべき点は、ネット広告の占める割合が、全広告収入の4分の1以上となったことだ。2010年第1四半期のネット広告のシェアは26%で、前年同期の20%から6ポイント上昇した。2009年第4四半期は、23.5%だった。

NYTのネットビジネスには、NYTimes.com、About.com、Boston.com、その他のウェブサイトが含まれる。第1四半期にネット関連売上は前年同期の$78.2M(7820万ドル)から15.5%増加して$90.4M(9040万ドル)となった。ネット広告の売上は前年同期の$67.6M(6760万ドル)から18.3%増加して$80.0M(8000万ドル)だった。

ニュース部門のネット広告売上は前年同期の$42.2M(4220万ドル)から11.2%アップして$46.9M(4690万ドル)となった。全国版のバナー広告が堅調だったのに比べて、案内(3行広告)は依然減少中。

New York Timesはコンテンツの一部を来年から有料化する計画だ。

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦/namekawa01