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Ron ConwayがSV Angelに$20Mを投資–これから伸びる「三大メガトレンド」を語る

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2月に本誌は、多くの伝説を持つエンジェル投資家Ron Conwayが、SV Angelのための小額のシード資金を外部投資家から募っていることを報じた。この10年彼はもっぱらスタートアップだけに投資してきたから、今回のその動きはとても珍しい。

今日(米国時間4/22)はそのConwayが本誌のオフィスに予告なくやってきて、第一声で資金調達が完了したことを告げ、資金需要が過熱しているのでSV Angelへの投資は当初予定の倍の$20M(2000万ドル)になった、と言った。今回の資金で対応できた投資案件はおよそ15件である。

Conwayは今現在のトレンドについても述べた。彼がプッシュする“メガトレンド”は3つだ…リアルタイムデータ、ソーシャルWeb、そしてフラッシュマーケティング。いずれも彼によれば、”ビリオンダラー(billion dollar, 数十億ドル規模)の業態”だ。

リアルタイムデータのスタートアップは”クラウドソース(crowd sourcing, ユーザ起源)や集団知(collective wisdom)を利用して適切性に優れた最新のデータを作り出す”。Twitter、Foursquare、Quora、Hunchなどはいずれもリアルタイムデータスタートアップの例だ、と彼は言う。

彼によればまた、FacebookやTwitterの爆発的な成長は、ソーシャルメディアが定着したことを表している。そしてこのエコシステムの中で今後も新しいスタートアップが成長し成功するだろう。

フラッシュマーケティング(flash marketing, 瞬間マーケティング, 売り切りマーケティング*)、またの名ソーシャルコマース(social commerce, ソーシャル商業)を得意とするGilt GroupやGrouponは、”突然伸びてきたスタートアップ”で、eコマース(電子商業)に革命をもたらした。彼によれば、今から3年後にはeコマースという言葉でWalmart、Target、Amazonなどの名前を思い出す人は誰もいなくなる。そのころは、eコマースといえば圧倒的に、フラッシュマーケティングをやっている新興企業たちのことだ。〔*: 多くの場合、単品売り切りマーケティング。〕

Conwayによれば、SV Angelは毎月2〜3件のスタートアップ投資を行っているが、彼らのネットワークからやってくる一応折り紙付きの投資候補は1日に5件ある。またConway自身の昔ながらの‘人のネットワーク’は元気活発な人力Facebookのようで、彼に投資候補を持ち込む人たちはおよそ5000人いる。しかも彼と彼のチームに接近するためには、それが唯一のルートなのだ。そもそもSV AngelにはWebサイトすらないから、紹介してほしければすでにご縁のある人に頼むしかない。

それは、たいへんすぎるって? まさしくそうだ。しかし彼のこれまでの実績を見れば、誰も文句を言えない。Conwayが以前本誌に語ったところによれば、正しい良識的な気配りこそが、投資成功への唯一の道だ。信頼できる友人たちのネットワークが最初にふるいにかけてくれるから、Conwayらは良質な投資対象に集中できる。そしてそれでもなお、成談の確率は30件に1件だ。彼によれば、少なくとも昨年は、扱った投資候補がすべてネットワークからの紹介だった。

しかし、それでもなお彼にコンタクトしたい人のために、Ronはビデオの最後にメールアドレスを教えてくれた。あとから彼のリクエストでそれを消したことを、読者におわびしたい。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))