あなたのユーモアのスキルは大丈夫?–Microsoftが4段階の自己評価リストを作成

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みなさんご存じと思うが、世界でいちばん短いジョークは”French Resistance”(フランス人のレジスタンス運動)だ。前から思ってたけど、このジョークがとくにおもしろいのは、どんなジョークでも“French”や”France”を加えると、おかしさが増すからだ。たとえば: “フランス抜きで戦争することは、アコーディオン抜きで鹿狩りに出かけることに似ている。どちらも、うるさい邪魔ものを置いて行くから”、とかね。〔訳注: 英語世界の一部には、フランス人を無能、弱虫、間抜けとしてからかう風潮が伝統的にある(’あった’と過去形で言うべきか)。〕

“Military Intelligence”(軍情報部)は確かに、いちばん短くてしかも笑えるジョークだが、しかし”French Resistance”は相当複雑で、微妙なニュアンスがある。だから後者のほうが、よりおかしい。〔訳注: Military Intelligenceは直訳すると’軍の知性’となる。French Resistanceもこれも、oxymoronと呼ばれる種類のジョーク。軍隊に知性があるだって?、ワッハッハ、という次第。〕

でも実は、”French Resistance”はそんなにおかしくないのかもしれない。Microsoftが書いた「ユーモアの能力の4ランク」によると、フランス人や軍隊に関するジョークには明らかに問題がある。これらのジョークは、“他者に対する批判と非難を内包”していて、“いやみや冷笑が含まれ”、しかも“青臭くて不真面目と受け取られるおそれがある”からだ。

たしかに”French Resistance”は、”ユーモアもやりすぎはだめ”、というガイドラインに相当違反しているようだ。

でも、何よりも笑えるのは、Microsoftがユーモアのスキル、その上手下手を4段階に分類して表にまとめ、それを人びとに、職場などで活用してもらいたいと願っていることだ。

レベル1:初級 レベル2:中級 レベル3:上級 レベル4:プロ
つねに肯定的な目的でユーモアを使う 人びとを仲良くするためにユーモアを使う 状況に合った効果的なジョークなどを言える どんなものや状況にもユーモアを見いだすことができる
タイミングやまわりの状況に気配りできる みんなを元気にしたり緊張を和らげるためにユーモアを用いる ジョークなどを言うタイミングが絶妙である ユーモアについて人が教えを請いにくる
とがった状況を適切なユーモアで和らげようと努力する リラックスして生産性の高い雰囲気を作るためにユーモアを用いる ユーモアが逆効果である場面を理解し自制する さまざまな状況で団結して行動できるためにユーモアを用いる
自分自身やほかの人を笑うことができる 出しゃばらずユーモアを独演しようとしない 笑いは会議や教室など集団場面を気持ちよくすることを知っている ほかの人の優れたユーモアのセンスを認識し楽しむ

つまり、そのこと自体がおもしろいし、そう、おかしいよね。

冗談が通じず、すぐに怒るような人がいることを理解し、自分のユーモアが人を傷つけなかったか配慮する。人を傷つけたけど、そのことを自分が気づかなかったことはなかったか?

それに、ユーモアのページを最初に読むと、そのほかのいろんなスキル/能力を適当な距離を置いて展望できるようになる。一つ一つを、冷静に対象化できるのだ。それは、Microsoftの実際のマネージメントテクニックに基づく学校向けのスキルリストだ。

こういうものの多くは、教えることも学ぶこともできないが、大企業では中間管理職に教え込むという徒労を無限に続けている。読者の中に中間管理職になりたい人がいたら、まあ、上の表の項目の半分ぐらいの達成をめざしてがんばってください*。同僚たちががつがつと出世の階段登り競争にはげんでいるとき、あなただけは心の平安を保てるだろうね。〔*: この映画のシーンは、がんばる(do my best)ようなやつはダメ、その場でそのものずばりやれ!、というお説教。〕

これはまさに、Dilbertの漫画の世界(日本語解説)だね。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))