Androidの各バージョンの現用状況…2.1が1/3に達しようとしているが…
Googleがさきほど(米国時間5/3)、今使われているAndroid携帯電話のAndroid SDKのバージョンを表すパイチャート(円グラフ)を更新した(Android Developersのサイト)。その最新データでは、全Androidユーザの32.4%が最新バージョンAndroid 2.1を使っている。それは4月半ばに比べて5.1%の増加である。ただし古いバージョンのユーザは依然として多く、1.6が29.4%、1.5が37.2%となっている。
このデータは、デベロッパが市場の分断状態を知り、アプリケーションの互換性を確保するうえで、デベロッパにとって重要だ。前にも報じたが、Androidユーザの2/3以上が古いバージョンを使っていることはかなりキビシイ状況だ。たとえば2.1以外のユーザはTwitterの公式アプリを使えない(今月下旬に開かれるGoogleのI/Oカンファレンスで対策が発表されるかもしれない)。
もう一つおもしろいのは、Googleがこのパイチャートを前よりも頻繁に更新するようになったことだ。4月半ばの更新前はNexus Oneの発表前の1月、つまりほぼ4か月前だったが、今回はそれからわずか数週間後だ。
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))