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ビデオエンコーディングのAWSになりたいZencoder, APIのサポートツールも提供

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ビデオのコード変換は、ビデオファイルの形式やサイズ、ビットレートなどを変える難しい作業だが、メディアコンテンツのオーナーはそれを避けて通れない。多くのサイトがEncoding.comのようなサービスにコード変換を外注しており、そういうサービスはビデオをフォーマッティングするSaaSのアプリケーションを提供している。今日(米国時間5/5)は、Y Combinatorが支えるZencoderが新人としてその世界に参入し、ビデオエンコーディングのためのAmazon Web Services(AWS)になることを目指すという。

立ち上げの前にZencoderのファウンダたちは、ビデオのコード変換サービスを必要とする何百人もの顧客や見込み客たちから話を聞き、このサービスには3つまたは4つのことが求められていることを確認した。それは、1)スピード、2)入力の互換性、3)ビデオの画質、そして4)Webサイト〜アプリへの組み込みやすさだ。そこでZencoderは、高速エンコーディングを約束し、今使われているエンコーディング技術より30%以上速いと主張している。

料金は既存の競合他社とそれほど変わらないが、ZencoderがEncoding.comなどと違うのは、課金の単位がギガバイト(量)ではなく分(時間)であることだ。またZencoderは、ほかのサービスが扱えない壊れたファイルや、ふつうでないファイルでも、うちならその95%は扱える、と豪語している。

そのほかのユニークな機能として、iPhoneのビデオショットをランドスケープモード(横長画面)に自動変換できる(YouTubeなどUGC…user generaed contents, ユーザ生成コンテンツ…サイト用にはこれが重要)。また、APIの呼び出しコードを生成するコードジェネレータなど、デベロッパ向けの魅力的なツールも提供している。

Zencoderは、この分野における有能な経験者でもある。ファウンダたちは以前、エンコーダFlix Cloudを開発し、それをビデオ圧縮のOn2が使った。それは、On2がGoogleに買収される前の話だ。ZencoderはOn2と無関係だが、Flix Cloudの次世代バージョンを使って、スピードと画質と信頼性と使いやすさを向上させている。

立ち上げから間もないZencoderだが、すでにそのエンコーディングサービスを利用する企業はPosterousをはじめとして、かなりの数だ。Posterousは今後数週間以内にビデオのコード変換をすべてZencoderに切り換える予定だ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))