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マイクロソフトのソーシャルアグリゲーター実験、Spindexの続報

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先日のWeb 2.0基調講演で、MicrosoftのFUSE(Future Social Experiences Labs)グループのLili Chengが、彼らの最新研究プロジェクトであるSpindex披露した。個人のウェブコンテンツの「Social Personal Index」なるもの。サイトは現在プライベートベータだが、カンファレンスでベータ招待状がいくつか配られ、私も手に入れることができたので試してみた。第一印象を書いてみよう。

最初にSpindexを立ち上げると、ユーザーのTwitter、Facebook、Evernoteのアカウントやその他フォローしたいRSSフィードとリンクするように尋ねられる。その後メインサイトに飛ばされると、そこは3つのセクションに分かれている。左サイドバーがナビゲーション用で2つのカラムがコンテンツ用だ。ナビゲーションサイドバーでは、見たいソースを選択できる(事前にリンクしたアカウントに基づく)ほか、全体をまとめて「All」というデータストリームにして見るオプションもある。ページの最上部には検索ボックスがあり、友人の最新アップデータを探すことができる(Twitter検索と似ているが、自分の友人のデータだけが対象)。

中央のカラムにある「My Stream」では、ソースパネルで選んだフィルターに基づいて、自分のTwitter、Facebook、RSSフィードの最近のアップデートが最新順に表示される。それぞれの記事の下には、各サービスごとに必要と思われる基本的な共有オプションがある。Facebookのコメント、お気に入り、共有、Twitterの返信、お気に入り、リツイートなどだ。この部分のインターフェースはよく出来ていて、返信やコメントのリンクをクリックすると、行内にテキストボックスが現れ、ポップアップウィンドウは出てこない。

一番右のカラムがSpindexならではの機能(ただしゴールは遠い)。最初にSpindexにログインすると、友人たちが話していることや共有していることの概要がこのカラムに載る。よく共有されるリンクのセクションや、「最もコメントの多い記事」もある。その下には、友人たちが最近共有した画像のサムネイルがいくつか表示される。そして一番上には今流行のことばが並んでいる(友人たちが共有しているコンテンツに基づくもので、FacebookやTwitterコミュニティー全体での流行ではない)。このソーシャルコンテンツの下には、Bingが決めた人気ニュース記事がいくつも置かれている。

自分のストリーム(中央カラム)の記事を操作すると、この一番右のカラムが変化する。Mother’s Dayについてのツイートの「返信」を押すと、右カラムに「mothers」と「day」をキーワードにしたBingの検索結果が表示される。ここには、ユーザーが返信した相手のツイートや近況アップデート最近数件分も表示される。

サイトにはまだおかしな部分がたくさんあるが、これは技術者用のプレビューなので予想していたことだ。Facebookフィードを複数回リフレッシュすると、「最もコメントの多い」記事が変化したり、一つも見えないことがあった。TwitterアカウントをSpindexとリンクした後、新しいツイートを読み込ませるにはログアウトして再ログインするしかない。20分ほどログインしたままにしていたところ、「My Stream」にFacebookやTwitterから来た記事はひとつもなくなっていた。

全体を通じて、Spindexには可能性があると思う。ただしそのためにはMicrosoft FUSEがアルゴリズムを微調整して、ユーザーのFacebookやTwitter、RSSフィードの概要を正確に伝えられるようにする必要がある。もちろん、今はまだ研究プロジェクトなので、一般に公開されるのは(されるとすれば)かなり先になるかもしれない。一方、TC50ファイナリストThreadsyも要チェック。こちらもマルチカラム形式でソーシャルストリームを表示するサービスだ。

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(翻訳:Nob Takahashi)