Yahooジャパンと中国の淘宝(Taobao)がオンライン通販で提携

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今日(米国時間5/10)はアジアのウェブに大きな動きがあった。Yahooジャパン日本最大のウェブサイト)と淘宝(Taobao) (中国最大のオンライン通販サイト)が国境を超えた提携を発表した。6月1日から、両社のオンラインショッピングは相互リンクを開始する。この提携により、YahooジャパンとTaobaoのマーチャント〔販売者〕は両マーケットのユーザーに販売が可能になる。

そのため、Yahooジャパンではプロジェクトのスタートと同時にショッピングコーナーに「チャイナ・モール(China Mall in)」と呼ばれるセクションを設け、5千万点の商品を日本語の説明つきで提供する。Taobaoも800万点の日本商品を“TaoJapan”というセクションで中国語で提供する。

売り手、買い手ともに、この提携によって従来の手続きが大きく変わることはないという。商品の登録、販売の管理、購入手続きなどすべて従来どおり、自国語で行うことができる。(商品説明は機械翻訳されるものと思われる)。

YahooジャパンとTaobaoの提携の噂は先月上旬から出ていた。両社とも首尾よく提携成立にこぎつけることができてほっとしているだろう。Yahooジャパン・ショッピングは日本で2位のオンライン通販プラットフォームだ。一方、Taobaoには1億9千万の登録ユーザーがあり、昨年はなんと$29B(290億ドル)という巨額の売上を記録している。

実は両社はこの提携以前に、間接的ではあるが、関係があった。Yahooジャパンの最大の株主であり、テレコム界の巨大企業であるSoftBankTaobaoの親会社であるAlibabaグループの33%の株主でもある。日本と中国におけるAlibabaの子会社は通関手続きや国際間の支払い、クラウドコンピューティング・サービスなどの事業を手がけることになるとみられれている。

Amazon、eBayなどのオンライン通販企業は、中国と日本というインターネット市場として世界最大と世界3位の国でどういうことが起きているか注視する必要がある。東京で行われたYahooジャパンとTaobaoの提携を発表するプレスカンファレンスで、SoftBankの孫正義社長は「この提携により、われわれの市場には2億6000万の人々が訪れることになる。これは世界最大の顧客グループになる可能性がある」と述べた。

また1月には中国最大の検索エンジン、百度(Baidu)日本最大のオンライン通販プラットフォーである楽天が共同で$50M(5000万ドル)を投じて巨大なオンライン・ショッピングモールを作る計画を発表した。稼働開始は今年末になるもものとみられる。アジアでは近い将来さらに多くの国際的な提携が実現しそうだ。

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01