Gowallaのサードパーティー開発者が要望書を提出。「もう少しfoursquare風にやってくれ」

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歴史(ここではTwitterを想定している)が証明するように、素晴らしいサービスで安定したオープンなAPIを提供すると、サービスを進化させる健全な生態系が構築される。これは利用者にとっても、サービスの提供者にとっても有益なものだ。

どんな理由によるにせよ、開発を先送りにしたサービスや機能もサードパーティーが率先して開発することとなり、これによりエンドユーザーは自身の必要に応じて種々の選択が行えるようになる。

現在foursquareRummbleWhereやその他多数のプレイヤーと位置情報サービスの覇権争いを行っているGowallaをとりまく生態系についてはどうだろうか。こちらの方は控えめにいってもうまく成長しているとは言えないようだ。Gowallaを熱心に支持してきた開発者たちが開発を停止し、同社に対してfoursquare風のやり方を見習うよう緊急の提言を行っている。

この動きを主導しているのはロンドン在住の開発者であるBen Dodsonで、Gowallaの利用者向けに数々のツールやユーティリティを提供してきた(iPhone用、ウェブ用、Twitter連携用、そしてデスクトップアプリケーションなどを提供している)。このDodsonがGowallaに対し、広範囲に渡る強固な要望を記した公開書簡を執筆した。Gowallaのやり方を変えるよう要望するものだ。

この動きはDodson単独のものではなく、数名のサードパーティー開発者が連署しており、2月にデビューしたAPIの透明性を保ち、全体的に意思の疎通をはかるべきだとの要求を行っている。

読者の方々も読んでみればわかるが(文章のトーンに少々頭が痛くなるかもしれない)、主な主張は以下の部分だ。

APIについての主な問題は、仕様がころころと変わってしまうことだ。どんなアプリケーションでもバグ修正や機能修正のための変更は行うものだが、APIというのは外部からの利用を考慮して、もう少々安定的な機能を提供すべきものと思う。

GowallaのAPIに関して言えば気まぐれかつ頻繁な変更が見受けられる。それだけでなく、APIを利用してアプリケーションを開発している者に対して、何ら事前のアナウンスもないということも問題だ(ときに通知されることもあるが、それは問題が生じて数日経ってからのことが多く、コミュニティ内で対応策を講じてからという状況だ)。

Dodsonは書簡に記載した問題点が解決されるまで、Gowalla Toolsを凍結するとアナウンスしている。指摘している問題というのは細部にも及ぶもので、また同時にいくつかの解決策も提案している(いくつかは、Gowallaに対しfoursquareが行っているようなサードパーティーとの連携方式やAPI管理方式を推奨するものだ)。

TechCrunchではGowallaのCEO兼共同創立者であるJosh Williamsに本件について尋ねてみた。ただ長時間に及ぶ会議の途中だとのことで、返答は後刻戻してくれるという話になった。Gowallaが本件についてどのように考えているのか、返答が戻り次第、本記事を更新してお伝えしようと思う。

Update:Williamsから返信がきた。但し今回のところは残念ながら、以下のような定型句によるものだった。

Gowallaでは少人数体制でパフォーマンス問題やGowallaのあるべき姿についての検討を行ってきました。こうした体制的問題もあって、ここ数週間にわたって一部の開発者のみなさんに不快な思いをさせてしまった面があるようです。私たちはより一層の相互コミュニケーションを心がけ、コミュニティ全体にすばらしいエクスペリエンスを提供できるようにしていきたいと考えています。



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(翻訳:Maeda, H)