AdobeのCTO、Kevin Lynch、Google I/OでHTML5ツールをデモ

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Google I/Oカンファレンス・キーノート―「ウェブがひとり勝ち」

今日(米国時間5/19)サンフランシスコで開幕したGoogle I/Oカンファレンスに、AdobeのCTO、Kevin Lynchが登場、 Adobeが開発中のHTML5ツールをデモした。

AdobeがFlashの所有者であり、これをサポートしないAppleと激しく対立していることを考えると、これは少々驚きだった。しかしLynchはAdobeは「ユーザーがやりたいことを助ける」のが使命で、個別のテクノロジーに肩入れするものではない」と述べた。リンチは「HTML5はすばらしいテクノロジーだ。ウェブビデオを進化させるための多きに一歩となる 」とも語った。

ステージ上でLynchは新しいDreamweave CS5でのHTML5サポートを紹介した。ソフトウェア・エクステンションを通じたサポート機能には以下のものが含まれる。

  • HTML5スターター・レイアウト:新しいウェブ規格になじみの薄いユーザーへのサービス
  • HTML5とCSS3のコード自動補完:Dreamweaverユーザーが新しいHTML5タグを簡単に利用できるようになる
  • WebKitエンジン・アップデート:Dreamweaver CS5のLive Viewビデオ機能の改良

Lynchは「AdobeはVP8をサポートする」と語った。 (VP8はGoogleの新しいオープンソース・ビデオ・コーデックだが、AdobeはFlashプレイヤーでこれをサポートすることになる。「これによってVP8は一年以内10億人のユーザーに普及するはず」と語った。

Lynchは「Adobeのウェブビデオに対する取り組みについては引き続き明日もこのI/Oカンファレンスで発表がある」と気を持たせた。ときに議論をまきこ起こすこともある率直発言で知られるLynchだけに、何が飛び出すのか楽しみだ。

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01